【例文多数】看護師の履歴書の書き方|現役採用担当者がポイントを徹底解説

看護師の履歴書の書き方

「看護師の履歴書って何を書けばいいの?」

「どうすれば書類選考を通過できる?」

こんな悩みを抱えていませんか?本記事では、3回の転職を経て現在は主任として採用担当も務める筆者が、採用担当者の心に響く履歴書の書き方を網羅的に解説します。

結論として、履歴書は単なる経歴書ではなく「あなたを採用するメリット」を伝えるための重要なプレゼン資料です。この記事を読めば、基本マナーから状況別・応募先別の具体的な例文まで全てが分かり、あなたの魅力を最大限に伝える履歴書が完成します。

関連記事:【看護師の転職完全ガイド】おすすめの方法と成功のコツを採用担当者が解説

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書類選考を突破し、理想のキャリアを掴みましょう。

目次

看護師の履歴書作成で押さえるべき3つの基本

採用担当者は毎日多くの履歴書に目を通しますが、「この人に会ってみたい」と思わせる履歴書には共通点があります。ここでは、履歴書作成において、誰もが悩む3つの基本ポイントを私の経験を交えながら解説します。

  • 履歴書の役割とは?
  • 手書きとパソコン作成、どちらを選ぶべき?
  • 履歴書の用紙サイズはA4?B5?

履歴書の役割とは?

履歴書は、単なる経歴を記した書類ではありません。採用担当者に「この看護師に会ってみたい」と思わせるための、最初のプレゼンテーションツールです。 数多くの応募書類の中から、面接に進む候補者を選び出す「書類選考」を突破するための柱になります。 採用担当者として複数名の履歴書を見てきた経験から言えるのは、履歴書には主に以下の4つの重要な役割があるということです。

基本情報を正確に伝える役割
氏名や連絡先、学歴、職歴、保有資格といった客観的な事実を、採用担当者に正確に伝える最も基本的な役割です。
人柄や仕事への熱意を伝える役割
志望動機や自己PR、趣味・特技の欄などを通じて、あなたの価値観や仕事に対する姿勢、人柄をアピールする役割です。 ここで、いかに「この病院で働きたいか」「どのように貢献できるか」を具体的に伝えられるかが重要です。
面接で対話を生むための資料としての役割
採用担当者は履歴書に書かれた内容をもとに面接で質問をします。 あなたの経歴やアピールポイントについて、さらに深く知りたいと思わせるような内容を記載しておくことで、面接での会話が弾み、より効果的な自己アピールに繋がります。
基本的なビジネススキルや常識を示す役割
誤字脱字がなく、丁寧に書かれているか、適切な言葉遣いができているかなど、履歴書の体裁そのものから、あなたの仕事に対する姿勢や基本的なビジネスマナーを判断されることもあります。

これらの役割を意識し、「採用担当者が何を知りたいか」という視点を持って作成することが、選考通過の確率を高める第一歩です。

手書きとパソコン作成、どちらを選ぶべき?

履歴書を作成する際、最初に悩むのが「手書きか、パソコンか」という問題ではないでしょうか。結論から言うと、応募先から指定がなければどちらを選んでも選考に大きく影響することはありません。 近年、電子カルテの普及など医療現場のIT化も進んでおり、パソコン作成の履歴書が一般的になりつつあります。 どちらにもメリット・デメリットがあるため、それぞれの特徴を理解した上で、ご自身の状況や応募先に合わせて選ぶことが大切です。

作成方法メリットデメリット
手書き・丁寧さや温かみのある人柄が伝わりやすい
・文字の綺麗さに自信があれば、熱意のアピールに繋がることがある
・作成に時間がかかり、書き損じると一からやり直しになる
・文字によっては読みにくくなる可能性がある
・複数応募する場合、手間がかかる
パソコン・作成や修正が簡単で効率的
・誰にとっても読みやすく、整ったレイアウトで作成できる
・基本的なPCスキルをアピールできる
・データを保存しておけば、他の応募先にも活用しやすい
・個性が出しにくく、定型的な印象になる可能性がある
・変換ミスなど、手書きとは違う種類の誤字脱字に気づきにくいことがある
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私個人の採用担当者としての意見では、読みやすさを最も重視するため、パソコン作成の履歴書に好感を持ちます。

複数の施設に応募する予定の経験者の方や、PCスキルもアピールしたい方にはパソコンでの作成をおすすめします。ただし、昔ながらの個人経営のクリニックや、応募先に合わせて特に熱意を伝えたい場合は、丁寧に書かれた手書きの履歴書が効果的な場合もあります。

履歴書の用紙サイズはA4?B5?

履歴書の用紙サイズにはA4とB5の2種類がありますが、どちらを選べば良いか迷う方も多いでしょう。結論として、企業からの指定がない限り、A4サイズを選ぶのが現在の主流であり、最も無難な選択です。

A4サイズが推奨される理由

ビジネス文書の標準サイズであること
一般的に企業で使われる書類はA4サイズが標準です。職務経歴書や添え状もA4で作成することが多いため、サイズを統一することで採用担当者が管理しやすくなります。
十分な記入スペースがあること
特に職歴の多い経験者や、自己PR・志望動機をしっかり書きたい方にとって、B5サイズではスペースが足りなくなることがあります。A4サイズなら、伝えたい情報を十分に盛り込むことが可能です。

B5サイズを選ぶケース

B5サイズが完全にNGというわけではありません。以下のようなケースではB5サイズが適していることもあります。

職歴が少ない新卒や第二新卒の場合
書くことが少なく、A4サイズでは空欄が目立ってしまう場合に、B5サイズですっきりと見せることができます。
アルバイトやパートに応募する場合
正社員の転職ほど詳細な職歴を求められない場合に、コンパクトなB5サイズが使われることがあります。
応募先から指定された場合
もちろん、応募先からB5サイズを指定された場合は、その指示に従うのが最優先です。
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もし迷ったら、A4サイズを選んでおけば間違いありません。

市販の履歴書を購入する場合も、Webからテンプレートをダウンロードして印刷する場合も、A4サイズを基準に考えると良いでしょう。

なお、履歴書の様式は、厚生労働省が性別欄を任意記載にするなど、現代の働き方に合わせて推奨しているテンプレートもありますので、参考にしてみるのもおすすめです。

参考:ハローワークインターネットサービス「履歴書PDF」

【項目別】看護師の履歴書の書き方と見本

ここでは、看護師の履歴書を作成する上で特に重要な項目別に、書き方のポイントと見本を詳しく解説します。

  • 基本情報(日付・氏名・住所・連絡先)
  • 証明写真で好印象を与えるコツ
  • 学歴・職歴
  • 免許・資格
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 本人希望記入欄

基本情報(日付・氏名・住所・連絡先)

基本情報は応募者を特定し、連絡を取るための最も基礎的な項目です。正確かつ丁寧な記載を心がけましょう。

日付
履歴書を提出する日(郵送の場合は投函日、持参の場合は持参日)を記入します。作成日ではない点に注意してください。和暦・西暦のどちらでも構いませんが、履歴書全体で統一することが必須です。
氏名
戸籍に記載されている通りの氏名を、楷書で丁寧に記入します。姓と名の間にはスペースを空けると読みやすくなります。ふりがなは、履歴書の様式に合わせて「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナで記載します。
住所
都道府県名から省略せず、アパートやマンション名、部屋番号まで正確に記入します。 ふりがなは、市区町村名まで、または番地の前まで記載するのが一般的です。
連絡先
日中に最も連絡がつきやすい電話番号(携帯電話推奨)と、メールアドレスを記載します。メールアドレスは、プライベートすぎるものや奇抜なものは避け、氏名を含むようなシンプルで分かりやすいものが好ましいです。

証明写真で好印象を与えるコツ

証明写真は、応募者の第一印象を左右する非常に重要な要素です。清潔感と誠実さが伝わるように、以下のポイントを押さえましょう。

服装
服装はスーツが基本です。 黒や紺、グレーといった落ち着いた色のジャケットを着用しましょう。 インナーは白のブラウスやシャツが清潔感を演出します。
髪型・メイク
髪が長い場合は一つにまとめ、顔にかからないようにします。前髪は目にかからない長さに整えるか、横に流して表情がはっきり見えるようにしましょう。 メイクは派手な色使いを避け、健康的で明るい印象を与えるナチュラルメイクを心がけます。
表情
無表情ではなく、口角を少し上げて軽く微笑む程度の自然で明るい表情を意識しましょう。 歯は見せないのが基本です。
その他
写真は3ヶ月以内に撮影したものを使用します。 万が一剥がれてしまった時のために、写真の裏には油性ペンで氏名を記入しておきましょう。 スピード写真でも問題ありませんが、写真館で撮影すると、プロのアドバイスを受けながら質の高い写真を撮ることができるためおすすめです。

学歴・職歴

学歴と職歴は、応募者の経歴を客観的に示す項目です。正確かつ分かりやすく記載することが求められます。

書き方の基本

学歴と職歴は分けて記載します。まず中央に「学歴」と書き、その下の行から実際の学歴を記入します。学歴を書き終えたら、一行空けて中央に「職歴」と書き、その下から職歴を記載します。

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年号は履歴書全体で西暦か和暦に統一しましょう。

学歴

一般的に、高等学校卒業から記載します。 学校名や学部、学科、専攻名は省略せず、正式名称で記入してください。

職歴

これまで勤務したすべての医療機関などを、入職・退職の経歴として記載します。病院名や法人名は「医療法人社団〇〇会 △△病院」のように正式名称で書き、配属された部署や病棟名も忘れずに記入しましょう。 応募先が病院の場合は「入職」「退職」と記載するのが一般的です。

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退職理由は「一身上の都合により退職」と書くのが通例です。

現在も在職中の場合は、最後の職歴の下に「現在に至る」と記載し、その次の行の右端に「以上」と書きます。

【学歴・職歴の記入見本】

学歴・職歴
平成25 3 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
平成25 4 △△看護専門学校 入学
平成28 3 △△看護専門学校 卒業
職歴
平成28 4 医療法人〇〇会 △△総合病院 入職(外科病棟 配属)
令和3 3 一身上の都合により退職
令和3 4 社会福祉法人□□会 特別養護老人ホーム〇〇 入職
現在に至る
以上

免許・資格

看護師としての専門性やスキルを証明する重要な項目です。取得年月日が古い順に、正式名称で記載するのがルールです。

看護師免許
正式名称は「看護師免許」です。 「看護師国家資格」と書かないように注意しましょう。取得見込みの場合は「看護師免許 取得見込み」と記載します。
その他の資格
准看護師免許、保健師免許、助産師免許のほか、認定看護師や専門看護師、普通自動車第一種運転免許など、業務に関連する資格はすべて記載しましょう。 専門看護師や認定看護師の資格は、分野も明記すると専門性をアピールできます。
取得と修了の使い分け
「免許」と名の付くものは「取得」、研修などは「修了」と使い分けます。

【免許・資格の記入見本】

平成28年 4月 看護師免許 取得
平成30年 5月 普通自動車第一種運転免許 取得
令和2年 10月 日本化粧品検定1級 合格

志望動機

志望動機は採用担当者が最も重視する項目の一つです。 使い回しの文章ではなく、なぜ「この」応募先で働きたいのか、あなたの熱意と貢献意欲を具体的に伝える必要があります。

>>【看護師必見】志望動機の書き方を徹底解説!施設別・診療科目別の例文あり

志望動機を作成する際は、以下の3つの要素を盛り込むと、説得力のある内容になります。

応募先を選んだ理由
応募先の理念や特徴、地域での役割などを調べ、どこに魅力を感じたのかを具体的に述べます。
自身の経験・スキルとの関連付け
これまでの看護経験や培ってきたスキルを、応募先でどのように活かせるかをアピールします。
将来の展望・貢献意欲
応募先で働くことを通じて、どのように成長し、貢献していきたいのかという将来のビジョンを示します。

例文はあくまで参考とし、自分の言葉でオリジナリティのある志望動機を作成しましょう。

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ネガティブな転職理由は避け、ポジティブな言葉で意欲を伝えることが大切です。

自己PR

自己PRは、志望動機を補強し、あなたの強みや人柄をアピールする絶好の機会です。 採用担当者は、自己PRから「職場でどのように活躍してくれそうか」を判断します。

>>看護師の自己PRの書き方と成功例|急性期・精神科での実体験から学ぶ魅力の伝え方

効果的な自己PRを作成するための構成は以下の通りです。

結論(自分の強み)
まず最初に「私の強みは〇〇です」と、アピールしたい能力を明確に伝えます。
具体的なエピソード
その強みが発揮された具体的な業務経験やエピソードを述べ、アピール内容に説得力を持たせます。
入職後の貢献
最後に、その強みを活かして応募先でどのように貢献していきたいかを述べ、締めくくります。

協調性、コミュニケーション能力、向上心、責任感など、看護師に求められる資質と、応募先の求める人物像を結びつけてアピールできると、より効果的です。

本人希望記入欄

原則として、勤務条件に関して絶対に譲れない事項のみを簡潔に記載する欄です。 給与や待遇に関する細かい希望を書くのは避け、面接時に直接伝えるのがマナーです。

特に希望がない場合
「貴院(貴施設)の規定に従います。」と記載します。「特になし」と書いたり、空欄にしたりするのは避けましょう。
希望の配属先がある場合
複数の診療科で募集がある場合など、希望する科があれば記載します。「〇〇科を希望いたします。」のように簡潔に書きましょう。
勤務時間に制限がある場合
育児や介護などの理由で勤務時間に制限がある場合は、その旨を記載します。「子供の保育園送迎のため、17時までの勤務を希望いたします。」のように、理由も簡潔に添えると丁寧です。
入職可能日
退職日が決まっており、入職可能な年月日が明確な場合は記載しておくと親切です。

【状況別】採用に繋がる看護師の履歴書の書き方と例文

採用担当者は、応募者の経歴や立場によって注目するポイントが異なります。ここでは4つの状況別に、採用担当者に響く履歴書の書き方と具体的な例文を徹底解説します。

  • 新卒・第二新卒の場合
  • 経験者・キャリアアップ転職の場合
  • ブランクがある場合
  • パート・アルバイト希望の場合

新卒・第二新卒の場合

職務経験がない、あるいは少ない新卒・第二新卒の看護師は、「将来性(ポテンシャル)」と「仕事への熱意」をアピールすることが最も重要です。採用担当者は、自院で長く活躍し、成長してくれる人材かを見極めます。

書き方のポイント

志望動機
「なぜ看護師なのか」「なぜこの病院・施設なのか」を具体的に結びつけましょう。看護観や実習での経験を交え、応募先でなければならない理由を明確に伝えることが大切です。第二新卒の場合は、前職での経験から何を得て、それをどう活かしたいのか、そしてなぜ転職を決意したのかをポジティブに説明する必要があります。
自己PR
看護業務に活かせる自身の強みをアピールします。例えば、「コミュニケーション能力」「向上心」「体力」「真面目さ」などが挙げられます。学生時代のサークル活動やアルバイト経験など、具体的なエピソードを交えて説明すると説得力が増します。
学歴・職歴
学校名は省略せず、正式名称で記載します。第二新卒の場合は、短期間であっても職歴を正確に記入しましょう。
本人希望記入欄
特に希望がなければ「貴院の規定に従います」と記載するのが基本です。 希望の配属先がある場合も記載可能ですが、「〇〇科を希望します。しかし、配属先については貴院の決定に従います。」のように、柔軟な姿勢を示すことが望ましいでしょう。

【例文】志望動機

「学生時代、〇〇科での実習を通して、患者様一人ひとりに寄り添い、個別性のある看護を提供することの重要性を学びました。地域医療に貢献し、患者様との信頼関係を大切にする貴院の理念に深く共感しております。実習で培った傾聴力と観察力を活かし、一日でも早く貴院に貢献できる看護師に成長したいと考えております。」

【例文】自己PR

「私の強みは、目標達成に向けて努力を継続できる点です。学生時代は、〇〇という目標を掲げ、毎日欠かさず学習を続けることで達成できました。この継続力を活かし、入職後は常に新しい知識や技術の習得に励み、質の高い看護を提供できるよう努めてまいります。また、チーム医療の一員として、先輩方にご指導いただきながら、積極的に業務に取り組みたいです。」

経験者・キャリアアップ転職の場合

経験者採用では、採用担当者は「即戦力となるスキル」と「これまでの実績」を最も重視します。自身の経験が応募先でどのように活かせるのか、そして今後どのように貢献していきたいのかを具体的に示すことが不可欠です。

書き方のポイント

職歴
これまでの勤務先、所属部署、病床数、担当業務、役職(リーダー、プリセプターなど)を具体的に記載します。可能であれば、「〇〇プロジェクトを立ち上げ、業務効率を10%改善した」のように、実績を数値で示すとアピール力が高まります。
志望動機
現職(前職)の経験を踏まえ、「なぜ転職するのか」「なぜ応募先なのか」を明確に説明します。応募先の理念や特徴と自身のスキルを結びつけ、「〇〇領域での〇年の経験を活かし、貴院の△△という特色に貢献したい」といった形で、貢献できるビジョンを提示しましょう。
自己PR
マネジメント経験、新人教育の経験、特定の看護技術(呼吸器管理、化学療法、救急対応など)といった専門性をアピールします。 成功体験や困難を乗り越えたエピソードを交えることで、人間性や問題解決能力も伝えられます。
免許・資格
認定看護師や専門看護師、その他の研修修了歴など、キャリアアップに繋がる資格はすべて記載し、専門性を強調しましょう。

【例文】志望動機

「急性期病棟で5年間、循環器疾患の患者様を中心に看護を経験してまいりました。迅速な判断と高度な医療を提供する中でやりがいを感じる一方、患者様が退院後の生活に不安を抱える姿を何度も見てきました。今後は、患者様の在宅復帰を支える回復期リハビリテーション看護に携わりたいと考え、特に地域連携に力を入れている貴院を志望いたしました。前職で培ったアセスメント能力と多職種連携の経験を活かし、患者様のQOL向上に貢献したいです。」

【例文】自己PR

「私の強みは、チーム医療における調整力です。前職では3年間、病棟リーダーとして医師やリハビリスタッフ、MSWとのカンファレンスを主導し、患者様の退院支援計画の立案・調整を行ってまいりました。意見が対立した際には、各専門職の視点を尊重しつつ、患者様にとっての最善策を導き出すことを常に心がけてきました。貴院においても、この調整力を活かし、円滑なチーム医療を推進することで、質の高い看護サービス提供に貢献できると確信しております。」

ブランクがある場合

出産・育児や介護、療養などで一度現場を離れていた場合、採用担当者は「知識・技術のキャッチアップへの意欲」や「働くことへの熱意」に注目します。ブランク期間に対する不安を払拭し、復職への前向きな姿勢を伝えることが重要です。

書き方のポイント

ブランクの理由を正直に伝える
職歴欄や志望動機で、ブランクの理由(例:「出産・育児のため退職」)を簡潔に、正直に記載しましょう。
復職への意欲を示す
なぜ再び看護師として働きたいのか、その熱意を具体的に伝えます。ブランク期間中に復職に向けて取り組んだこと(関連書籍での学習、研修への参加など)があれば、必ず記載しましょう。
自己PR
ブランクがあったとしても、過去の看護経験で培ったスキルや、育児・介護などで培ったコミュニケーション能力や時間管理能力などをアピールできます。
本人希望記入欄
勤務時間に制限がある場合は、正直に記載することが大切です。「子供の保育園送迎のため、17時までの勤務を希望します」のように具体的に書くことで、入職後のミスマッチを防ぎます。

【例文】志望動機

「〇年間、育児に専念しておりましたが、子供の成長とともに、再び看護師として地域医療に貢献したいという思いが強くなりました。ブランク期間中は、最新の医療知識を補うために看護関連の書籍を読んだり、オンラインセミナーに参加したりして自己研鑽に努めてまいりました。子育ての経験を通じて培った、相手の気持ちに寄り添う姿勢や、急な体調変化に対応する冷静な判断力は、特に患者様とのコミュニケーションが重要となる外来看護で活かせると考えております。教育体制が充実している貴院で学び直し、一日も早く戦力となれるよう努力いたします。」

【例文】自己PR

「私の強みは、相手の立場に立って物事を考え、丁寧なコミュニケーションが取れることです。5年間の臨床経験に加え、子育てを通じて保護者の方々や地域の方々と関わる中で、多様な価値観を持つ人々と信頼関係を築く力を養いました。この経験は、患者様やそのご家族の不安な気持ちに寄り添い、安心感のある看護を提供する上で必ず活かせると考えております。復職にあたり、最新の知識や技術を謙虚に学ぶ姿勢を忘れず、貴院に貢献してまいります。」

パート・アルバイト希望の場合

パート・アルバイトの応募では、「希望する勤務条件」と「限られた時間の中でどのように貢献できるか」を明確に伝えることが重要です。採用側は、シフトの希望が合うか、そして即戦力として活躍してくれるかを見ています。

書き方のポイント

本人希望記入欄を具体的に書く
勤務可能な曜日、時間帯、扶養内勤務の希望の有無など、絶対に譲れない条件を具体的に記載します。 この欄が選考の重要な判断材料になります。「〇曜日と〇曜日の9時から16時まで勤務希望」「扶養範囲内での勤務を希望します」のように明確に伝えましょう。
志望動機
なぜパート・アルバイトという働き方を選び、その中でなぜ応募先を選んだのかを説明します。「子育てと両立しながら、これまでの〇〇科での経験を活かしたい」など、自身の状況と貢献意欲を結びつけましょう。
自己PR
採血や注射、ルート確保といった、即戦力としてすぐに活かせる具体的なスキルをアピールするのが効果的です。これまでの経験から、短い時間でも効率的に業務を遂行できる能力があることを示しましょう。

【例文】志望動機

「これまで総合病院の外科病棟で5年間勤務してまいりました。現在は子育てとの両立のため、パートタイムでの勤務を希望しております。地域に密着し、患者様一人ひとりと丁寧に向き合うことを大切にされている貴クリニックの理念に魅力を感じ、志望いたしました。これまでの病棟経験で培ったアセスメント能力や、基本的な看護技術を活かし、即戦力として貢献したいと考えております。」

【例文】本人希望記入欄

  • 勤務は平日の火曜日と木曜日、9:00~16:00を希望いたします。
  • 夫の扶養の範囲内での勤務を希望します。(年収130万円未満)
  • その他、業務内容や勤務条件につきましては、貴院の規定に従います。

【応募先別】看護師の志望動機・自己PRの例文集

応募先の特徴を深く理解し、自身の経験やスキル、看護観を関連付けて伝えることが、採用担当者に響くポイントです。ここでは、応募先別の特徴と、それに合わせた志望動機・自己PRの例文を詳しく解説します。

  • 病院(急性期・回復期・慢性期)
  • クリニック
  • 訪問看護ステーション
  • 介護施設

病院(急性期・回復期・慢性期)

病院は、病床機能によって「急性期」「回復期」「慢性期」に大別され、それぞれで看護師に求められる役割やスキルが大きく異なります。まずは、各機能の特徴とアピールすべきポイントを理解しましょう。

機能特徴求められるスキル・人物像アピールポイント
急性期生命の危機にある患者さんや、緊急性の高い患者さんを受け入れ、高度で専門的な医療を提供します。平均在院日数が短く、入退院が頻繁です。・迅速かつ的確な判断力
・高度な医療知識と看護技術
・急変時対応能力
・精神的・肉体的なタフさ
・多職種との連携能力
緊急時の冷静な対応力、学習意欲の高さ、チーム医療への貢献意欲などを具体的なエピソードを交えてアピールします。
回復期急性期を脱した患者さんが、在宅や社会復帰を目指してリハビリテーションを行う病棟です。多職種と連携し、退院支援が中心となります。・リハビリテーションに関する知識
・患者や家族とのコミュニケーション能力
・退院支援、在宅療養指導のスキル
・多職種とのチームワーク
患者一人ひとりに寄り添い、在宅復帰を支援したいという思いや、多職種連携で成果を上げた経験を伝えます。
慢性期病状が安定し、長期的な療養が必要な患者さんが入院しています。日常生活の援助やQOL(生活の質)の維持・向上が主な目的です。・患者とじっくり向き合う姿勢
・療養上のケア、合併症予防の知識
・認知症や終末期ケアのスキル
・患者や家族との信頼関係構築力
患者さんと長期的に関わり、その人らしい生活を支えたいという看護観や、日々の小さな変化に気づける観察力をアピールします。

志望動機の例文

【急性期病院の例文】

「前職の回復期リハビリテーション病棟で5年間、患者様の在宅復帰支援に携わってまいりました。その中で、急性期治療を乗り越えた患者様と関わるうちに、より早期の段階から生命を支える看護に貢献したいという思いが強くなりました。貴院は地域の中核病院として高度な救急医療を提供されており、充実した教育体制のもとで急性期看護の専門性を高められる環境に魅力を感じています。これまでの経験で培った多職種連携のスキルと患者様の全体像を捉える視点を活かし、チーム医療の一員として貴院に貢献したく志望いたしました。」

自己PRの例文

【回復期病院の例文】

「私の強みは、患者様やご家族の思いを傾聴し、退院後の生活を見据えた支援ができることです。急性期病院の外科病棟で勤務していた際、手術後の患者様が抱える在宅復帰への不安に数多く触れてきました。その経験から、退院支援カンファレンスでは積極的に情報共有を行い、理学療法士やソーシャルワーカーと連携して、個々の患者様に最適な在宅サービスや福祉用具の提案を行ってまいりました。貴院においても、患者様一人ひとりの「家に帰りたい」という気持ちに寄り添い、チーム一丸となってその実現をサポートしていきたいと考えております。」

クリニック

クリニックは、地域住民にとって最も身近な医療機関であり、プライマリケアを担う重要な存在です。患者さんと長期的な関係を築きながら、幅広い疾患に対応する能力が求められます。

志望動機の例文

【経験者の場合】

「総合病院の循環器内科で7年間勤務し、専門的な知識と技術を磨いてまいりました。多くの患者様と接する中で、退院後の生活習慣の管理や継続的なフォローアップの重要性を痛感し、より地域に根ざした環境で一人ひとりの患者様と長く関わりたいと考えるようになりました。地域医療への貢献を理念に掲げ、丁寧な診察と温かいコミュニケーションを大切にされている貴院であれば、私の目指す看護が実践できると確信しております。これまでの経験を活かし、患者様が安心して相談できる身近な存在として貢献していきたいです。」

自己PRの例文

【未経験者の場合】

「私の強みは、相手の立場に立って物事を考え、柔軟に対応できるコミュニケーション能力です。前職は病院の小児科病棟で勤務しており、お子さんだけでなく、不安を抱える保護者の方との対話を常に心がけてまいりました。お子さんの目線に合わせた説明や、保護者の方の心配事を丁寧に伺うことで、安心して治療を受けていただけるよう努めてきました。クリニックでの勤務は未経験ですが、この経験は幅広い年齢層の患者様が来院される貴院においても必ず活かせると考えております。患者様が最初に接する医療従事者として、安心感を与えられるよう精一杯努めます。」

訪問看護ステーション

訪問看護は、利用者様が住み慣れた自宅で安心して療養生活を送れるよう支援するサービスです。病院とは異なり、限られた医療資源の中で自律的な判断が求められる場面が多くなります。 そのため、高いアセスメント能力とコミュニケーション能力が不可欠です。

志望動機の例文

【病院からの転職】

「急性期病棟で6年間、入退院を繰り返す患者様を看る中で、退院後の在宅での生活を支える看護の重要性を強く感じるようになりました。住み慣れた環境でその人らしく過ごしたいという患者様の思いを叶えるために、生活の場に身を置き、ご家族も含めてサポートできる訪問看護の仕事に大きな魅力を感じています。貴ステーションは、ターミナルケアや小児の訪問看護にも力を入れており、幅広いニーズに応える姿勢に共感いたしました。病棟経験で培ったアセスメント能力と急変時対応の知識を活かし、利用者様とご家族に寄り添った質の高い看護を提供したいと考えております。」

自己PRの例文

【経験者の場合】

「訪問看護師として5年間、主に高齢の利用者様を中心に担当してまいりました。独居の方や認知症の方など、多様なケースに対応する中で、利用者様ご本人の意思を尊重し、多職種と密に連携して最適なケアプランを調整する能力を培いました。特に、地域のケアマネージャーやヘルパーとの関係構築を大切にし、利用者様の些細な変化も共有することで、早期の問題発見・解決に努めてきました。今後は、これまでの経験に加え、貴ステーションの強みであるリハビリテーションの視点も学び、利用者様のQOL向上にさらに貢献していきたいです。」

介護施設

介護施設における看護師の役割は、治療ではなく、利用者様の健康管理と穏やかな生活の支援が中心です。介護職員との連携が非常に重要であり、医療的な視点からチームを支える存在となります。 看取りケアなど、利用者様の人生の最終段階に寄り添うことも少なくありません。

志望動機の例文

【特養(特別養護老人ホーム)の例文】

「これまで療養型病院で8年間、高齢者看護に携わってまいりました。日々のケアを通して、患者様が穏やかに過ごせる環境を整えることの重要性を学び、より一人ひとりの生活に密着した場で働きたいという思いが募りました。貴施設は、ユニットケアを導入し、家庭的な雰囲気の中で個別性を尊重したケアを実践されている点に深く共感しております。看取り介護にも力を入れていらっしゃると伺い、これまでの経験を活かしながら、利用者様とそのご家族が安心して最期の時を迎えられるよう、心を込めて支援させていただきたいと考え、志望いたしました。」

自己PRの例文

【老健(介護老人保健施設)の例文】

「私の強みは、他職種と協働し、チームで目標達成に向けて取り組める点です。前職の回復期リハビリテーション病棟では、医師やリハビリスタッフ、介護士と毎日カンファレンスを行い、患者様の在宅復帰という共通の目標に向かってそれぞれの専門性を発揮できるよう、看護師として情報共有や意見調整の役割を担ってまいりました。在宅復帰を目的とする貴施設においても、介護スタッフと密に連携し、医療的な視点から利用者様の健康状態を的確にアセスメントすることで、安全なリハビリの実施と円滑な在宅移行に貢献できると考えております。」

意外と見られている!看護師の履歴書提出時のマナー

どんなに素晴らしい履歴書を書いても、マナーが守られていなければ「社会人としての基本ができていない」というマイナスの印象を与えかねません。ここでは、さまざまなケースにおいて好印象を与えるためのマナーを詳しく解説します。

  • 郵送の場合の封筒の書き方・注意点
  • 手渡しの場合の封筒の書き方・注意点
  • メールで送付する場合の注意点

郵送の場合の封筒の書き方・注意点

郵送で履歴書を提出する場合、封筒の選び方から切手の料金まで、細やかな配慮が求められます。採用担当者が最初に目にするのが封筒であることを意識し、丁寧な準備を心がけましょう。

封筒の選び方

履歴書を送る際の封筒は、以下のポイントで選びましょう。

サイズ
履歴書を折らずに入れられるサイズを選びます。A4サイズの履歴書なら「角形A4号」「角形2号」、B5サイズなら「角形3号」が適切です。 三つ折りにして長形封筒で送るのは避けましょう。
白色の封筒を選びましょう。 茶封筒は事務的な書類に使われることが多く、応募書類には不向きとされています。 白色の封筒はフォーマルで丁寧な印象を与えます。

封筒の書き方

封筒の表面・裏面は、黒色の油性ボールペンまたはサインペンで、読みやすく丁寧に記入します。

表面(宛名)住所:右側に、都道府県から省略せずに正確に記入します。 ビル名や階数も忘れずに記載しましょう。番地は「-」で省略せず、「〇丁目〇番〇号」のように漢数字で書くのが基本です。
宛名:中央に、住所よりも少し大きな文字で記入します。 法人名(医療法人社団など)や病院名、部署名は「(株)」などと略さず正式名称で書きます。
敬称:宛名が部署名の場合は「御中」、個人名の場合は「様」を使います。 担当者名が不明な場合は「採用ご担当者様」とすれば問題ありません。 「御中」と「様」は併用しないように注意しましょう。
「履歴書在中」:左下に赤色のペンで「履歴書在中」と書き、定規を使って四角で囲みます。 これにより、他の郵便物と区別され、開封担当者に配慮を示すことができます。 市販のスタンプを使用しても構いません。
裏面(差出人)封筒の左下に、自分の郵便番号、住所、氏名を記入します。 投函する日付(または提出日)を左上に漢数字で書き添えると、より丁寧な印象になります。

郵送時の注意点

書類はクリアファイルに入れる
履歴書や職務経歴書が雨で濡れたり、配送中に折れたりするのを防ぐため、必ず無色透明のクリアファイルにまとめてから封筒に入れましょう。
送付状(添え状)を同封する
「誰が」「何を」「何のために」送ったのかを伝えるための書類で、同封するのがビジネスマナーです。 送付状を一番上にして、履歴書、職務経歴書、その他の書類の順に重ねてクリアファイルに入れます。
切手代を確認する
切手料金が不足すると、返送されたり、不足分を応募先が支払うことになったりして、大変失礼にあたります。郵便局の窓口に持ち込み、正確な料金分の切手を貼ってもらうのが最も確実です。
投函方法
普通郵便で問題ありません。「締切日必着」など急ぐ場合を除き、速達や書留は、相手に特別な対応をさせてしまう可能性があるため、指示がない限り避けましょう。

手渡しの場合の封筒の書き方・注意点

面接時に履歴書を持参する場合も、封筒に入れて持っていくのがマナーです。 書類を綺麗な状態で保つだけでなく、受付での受け渡しや面接官への提出がスムーズになります。

封筒の準備

郵送の場合と同様に、履歴書が折らずに入る白色の「角形A4号」または「角形2号」の封筒を用意します。

表面
宛名の記入は不要です。 左下に赤ペンで「履歴書在中」とだけ記入します。
裏面
左下に自分の住所と氏名を記入します。
糊付けはしない
採用担当者がその場で中身を取り出しやすいように、封筒に糊付けはしません。

渡し方のマナー

渡す相手や状況によってマナーが異なります。スマートに渡せるよう、事前にシミュレーションしておきましょう。

受付で渡す場合
封筒に入れたまま、「本日〇時からの面接に参りました〇〇と申します。採用ご担当の〇〇様にお渡しいただけますでしょうか」と伝え、両手で渡します。
面接官に直接渡す場合
面接官から提出を求められたら、すぐに取り出せるようカバンから出しておきます。
着席後、面接官に「応募書類をお持ちしました。よろしくお願いいたします」と声をかけ、封筒からクリアファイルごと書類を取り出します。
封筒の上にクリアファイルに入った書類を重ね、面接官が読みやすい向きにして両手で差し出します。
渡した後の封筒は、カバンの横に置くか、カバンにしまいましょう。

メールで送付する場合の注意点

近年では、履歴書をメールで送付するケースも増えています。 データで送るからこそ気をつけたい、ビジネスマナーとセキュリティのポイントを解説します。

送信前の準備

ファイル形式はPDFに変換する
WordやExcelで作成した履歴書は、閲覧環境によってレイアウトが崩れる可能性があります。 誰のパソコンでも同じように表示されるPDF形式に変換してから添付しましょう。
ファイル名を分かりやすくする
採用担当者は多くの応募者からメールを受け取ります。「20260101_履歴書_看護太郎.pdf」のように、「日付・書類名・氏名」を入れると、誰の何の書類かが一目で分かり親切です。
パスワードを設定する
履歴書は個人情報の塊です。セキュリティ対策として、添付するPDFファイルにはパスワードを設定するのが望ましいです。 パスワードを記載したメールは、履歴書を添付したメールとは別にもう一通送るのが最も丁寧な方法です。

メール本文の書き方

メール本文は、簡潔かつ丁寧に用件を伝えます。ビジネスメールの基本構成を守りましょう。

件名:【応募書類送付の件】看護 太郎(氏名)

本文:

医療法人〇〇会 〇〇病院
看護部 採用ご担当 〇〇様

初めまして。〇〇(求人サイト名など)にて貴院の看護師募集を拝見し、応募させていただきました、看護 太郎(かんご たろう)と申します。

つきましては、ご指示いただきました応募書類(履歴書、職務経歴書)を、本メールに添付いたしました。
ファイルにはパスワードを設定しておりますので、別途お送りするメールにてパスワードをご確認ください。

ご多忙の折、大変恐縮ではございますが、ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。


署名
看護 太郎(かんご たろう)
〒123-4567
東京都〇〇区〇〇1-2-3
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:taro.kango@example.com

送信前の最終チェック

送信ボタンを押す前に、以下の項目を必ず確認しましょう。

  • 宛先(メールアドレス、会社名、部署名、担当者名)に間違いはないか
  • 件名に用件と氏名が入っているか
  • 添付ファイルは正しいか、パスワードは設定されているか
  • 本文に誤字脱字はないか
  • 署名は入っているか

看護師の履歴書を魅力的に仕上げたいなら転職エージェントがおすすめ

「履歴書の書き方は分かったけれど、一人で完璧に仕上げる自信がない…」

「自分の経歴をどうアピールすれば、採用担当者に響くのか分からない…」

そんな悩みを抱える人も多いです。実は、私も3回の転職を経験する中で、同じ壁にぶつかりました。特に3回目の転職では、管理職へのキャリアアップと大幅な年収アップを目指しており、応募書類の重要性を痛感していました。そんな私が最終的に活用し、年収150万円アップという結果に繋がったのが、看護師専門の転職エージェントです。

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転職エージェントは、単に求人を紹介してくれるだけの存在ではありません。

転職エージェントは、看護業界の採用を知り尽くしたプロの視点で、応募者の履歴書を「採用される書類」へと劇的にレベルアップさせてくれる最高のパートナーです。 ここでは、私の実体験を交えながら、転職エージェントがどのように履歴書作成をサポートしてくれるのか、そしてなぜそれが転職成功への近道になるのかを詳しく解説します。

>>【看護師転職エージェントおすすめ7選】年収150万円アップ&働きやすさを実現した私の成功体験も紹介!

「ナース専科 転職」は欲しかったサポートが充実していた

私が数ある転職エージェントの中から最終的に選んだのは、「ナース専科 転職」でした。 決め手となったのは、長年の実績に裏打ちされた信頼感と圧倒的な求人数、まさに「欲しかった」と思えるサポートが充実していた点です。 登録は無料で、履歴書添削から面接対策、さらには自分では言いにくい給与や待遇の交渉まで、すべてを任せることができました。

>>ナース専科 転職の手厚いサポートと口コミ|年収150万アップした成功体験

専門アドバイザーによる徹底した書類添削

特に感動したのは、キャリアアドバイザーによる書類添削の質の高さです。

採用担当者として数々の履歴書を見てきた今の私でさえ、いまだに自分自身の強みやアピールポイントを客観的に言語化するのは難しいものです。「ナース専科 転職」のアドバイザーは、私の職務経歴を丁寧にヒアリングした上で、「その経験は、急性期病院で培った迅速な判断力としてアピールできますね」「介護士の経験は、患者さん一人ひとりに寄り添う姿勢として具体的に書きましょう」といったように、採用担当者の視点から的確なアドバイスをくれました。

独りよがりになりがちな自己PRや志望動機が、具体的で説得力のある内容に生まれ変わっていく過程は、まさに目から鱗でした。

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その時に作成した履歴書は、今後のためにコピーしてとっておいています。

非公開求人への応募でキャリアの選択肢が広がる

転職エージェントを利用する大きなメリットの一つが、一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえることです。 好条件の求人は、応募が殺到するのを避けるために非公開で募集されることが多く、自力で探すだけでは決して出会えません。アドバイザーは応募者のキャリアプランをしっかり理解し、経験やスキルにマッチした非公開求人を複数提案してくれます。

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非公開求人に触れることで転職活動の選択肢が格段に広がり、キャリアの可能性を大きく引き上げることができます。

面倒な給与交渉や条件調整を代行

私が年収150万円アップを実現できた最大の要因は、アドバイザーによる「交渉力」でした。 自分ではなかなか切り出しにくい給与や休日の交渉も、担当者が間に入ってすべて代行してくれます。私のスキル・経験を客観的なデータとして提示し、粘り強く交渉してくれたおかげで、想定を上回る条件を引き出すことに成功しました。

>>看護師 転職 条件交渉の最強バイブル|年収150万円アップ実現者の交渉術

転職エージェントの利用はメリットが多い一方で、担当者との相性など、事前に知っておくべき点もあります。以下にメリット・デメリットをまとめましたので、参考にしてください。

転職エージェント利用のメリット転職エージェント利用のデメリット
プロによる客観的な履歴書・職務経歴書の添削を受けられる
一般には出回らない非公開求人を紹介してもらえる
面接対策や日程調整をサポートしてもらえる
給与や休日などの条件交渉を代行してもらえる
職場の内部情報(人間関係や雰囲気など)を事前に得られることがある
これらのサービスをすべて無料で利用できる
担当アドバイザーとの相性が合わない場合がある
自分のペースで転職活動を進めにくいと感じることがある
希望と異なる求人を勧められるケースも稀にある

デメリットを回避するためには、複数のエージェントに登録して比較検討したり、担当者に自分の希望を明確に伝えたりすることが重要です。 履歴書の完成度を高め、より良い条件での転職を実現したい方は、転職エージェントの活用をぜひ検討してみてください。

>>看護師転職エージェント「登録だけ」でもすべき5つの理由|転職成功者が教える活用術

看護師の履歴書に関するよくある質門

履歴書を作成していると、「これはどう書けばいいんだろう?」と手が止まってしまう疑問が出てくることがあります。ここでは、看護師が履歴書を作成する際に抱きやすい疑問について、採用担当者の視点も交えながら詳しく解説します。

  • 履歴書の様式にはどんな種類がある?
  • 履歴書と職務経歴書の違いは?
  • 退職理由は書くべき?

履歴書の様式にはどんな種類がある?

市販されている履歴書やインターネットでダウンロードできるテンプレートには、さまざまな種類があります。 応募先から特に指定がない場合は、自分の経歴やアピールしたい内容に合わせて最適なものを選びましょう。 主な履歴書の様式は以下の通りです。

様式の種類特徴おすすめな人
厚生労働省履歴書様式性別欄が任意記載で、通勤時間や扶養家族などの項目がない。公正な採用選考のために作成された。 厚生労働省のウェブサイトからダウンロード可能。新卒、第二新卒
プライバシー性の高い情報の記載に配慮したい人
JIS規格様式学歴・職歴欄が広く、自己PR欄などが小さい。以前は標準的な様式として広く使われていた。職歴が多いベテラン看護師
転職回数が多い人
一般用趣味・特技欄や自己PR欄が広く、学歴・職歴欄が比較的小さい。 人柄やポテンシャルをアピールしやすい。新卒、第二新卒
職歴が浅い人
転職者用職歴欄や自己PR欄、志望動機欄が充実している。職務経歴書がセットになっているものもある。 スキルや経験を具体的にアピールしたい場合に向いている。経験者、キャリアアップを目指す人
即戦力であることをアピールしたい人

看護師の転職では、これまでの経験やスキルを具体的に伝えることが重要です。そのため、志望動機や自己PR、職務経歴をしっかり書き込める「厚生労働省履歴書様式」や「転職者用」の履歴書がおすすめです。

履歴書と職務経歴書の違いは?

履歴書と職務経歴書は、どちらも転職活動で重要な書類ですが、その役割と記載内容が異なります。 転職活動では、この2つの書類をセットで提出するのが一般的です。

項目履歴書職務経歴書
目的応募者の氏名、学歴、職歴、資格といった基本情報を伝えるための公的な書類。職務経験や実績、培ってきたスキルなどを具体的に伝え、即戦力として活躍できることをアピールするための書類。
記載内容学歴、職歴の概要、免許・資格、志望動機、自己PRなど。人柄を知るための項目も含まれる。職務要約、詳細な職務経歴(担当業務、役割、実績など)、活かせる経験・スキル、自己PRなど。
書式定型のフォーマットがある。決まったフォーマットはなく、A4用紙1〜2枚程度で自由に作成する。

簡単に言えば、履歴書が「どんな人か」を示すプロフィールであるのに対し、職務経歴書は「何ができて、どう貢献できるか」をアピールするプレゼンテーション資料です。

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特に経験者採用では、職務経歴書の内容が採否を大きく左右するため、しっかりと準備しましょう。

退職理由は書くべき?

履歴書の職歴欄には、退職した事実を記載する必要があります。その際の退職理由の書き方について解説します。

自己都合退職の場合

転職や結婚、引っ越しなど、自分自身の都合で退職した場合は「一身上の都合により退職」と記載するのが一般的です。 採用担当者は、面接で具体的な理由を質問することが多いため、ポジティブな言葉で説明できるよう準備しておきましょう。 人間関係や待遇への不満といったネガティブな理由を正直に書く必要はありませんが、面接で質問された際に、前向きな転職理由に転換して話せるようにしておくことが大切です。

会社都合退職の場合

病院の倒産や事業所の閉鎖、リストラなど、会社側の事情で退職した場合は「会社都合により退職」と正直に記載します。 これは応募者にとって不利益になるものではありません。

契約期間満了の場合

契約社員や派遣社員として勤務し、契約期間が満了して退職した場合は「契約期間満了につき退職」と記載します。 契約期間の途中で自ら退職を申し出た場合は、自己都合退職となるため「一身上の都合により退職」と書きます。

退職理由を詳しく書いた方が良いケース

基本的には「一身上の都合」で問題ありませんが、転職回数が多い、ブランク期間が長いなど、採用担当者が懸念を抱きそうな場合は、簡潔に理由を補足すると丁寧な印象になります。 例えば、「出産・育児のため退職」や「配偶者の転勤に伴い退職」のように、やむを得ない事情を書き添えることで、採用担当者の理解を得やすくなります。

ryanta73

ただし、長くなる場合は職務経歴書や本人希望記入欄を活用しましょう。

まとめ

本記事では、採用担当者に響く看護師の履歴書の書き方を、例文を交えながら網羅的に解説しました。履歴書は、応募者の第一印象を決める重要な書類です。多忙な採用担当者に「会ってみたい」と思わせるためには、基本ルールを守り、自身の状況や応募先に合わせて強みを具体的にアピールすることが不可欠です。

一人での作成に不安があれば、転職エージェントの添削サポートを活用するのも有効な手段です。この記事を参考に、自身の魅力が伝わる履歴書を作成し、希望の転職を実現させましょう。

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この記事を書いた人

☀︎看護師✕WEBライターとして活動中
☀︎2児のパパでもある男性看護師
☀︎本業は介護施設で主任看護師として活躍中
☀︎子育てをしながらスキマ時間で毎月5万円稼ぐ
☀︎ライターとしての最高月収は20万円
☀︎転職によって年収150万円アップを達成

【経験した副業】
・WEBライター
・病棟・施設の夜勤専従バイト
・訪問看護
・マラソンイベントの救護バイト

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