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看護師の給料は「高すぎる」と言われることが多いですが、正直に言うと「高すぎ」と感じる人は少ないです。
厚生労働省の最新データ(令和6年賃金構造基本統計調査)では平均年収約519.7万円と全産業平均を上回りますが、それは夜勤・残業・命を預かる責任への対価。
基本給自体は一般企業並みか低めで、過酷な労働環境を考えると「妥当かむしろ割に合わない」と感じる看護師が大半です。
この記事では、10年超の経験を持つ現役主任看護師が、「高すぎと言われる5つの理由」と「隠された5つの真実」をデータと実体験で比較し、最新事情を整理。デメリットも包み隠さずお伝えした上で、具体的な収入アップ方法も紹介します。 最後まで読めば、あなたの給料が「高いのか」「妥当なのか」が明確になり、行動のヒントが得られるはずです。
もし「給料が高いと言われても、生活はラクじゃない」「夜勤や残業で稼ぐのに限界…」と感じているなら、“職場を変えるだけで手取りと働きやすさが同時に上がる”ケースは本当にあります。「ナース専科 転職」なら、非公開求人の紹介だけでなく、残業代の実態・夜勤回数・人員体制など「求人票に書かれない条件」まで確認してくれます。
「看護師の給料は高すぎ」と言われる5つの理由

多くの人が看護師の給料を「高すぎ」と感じる背景には、以下のイメージがあります。 ただ、私の経験上、これらは表面だけを見ての印象であることが多いです。
理由1 日本人の平均年収より高いという最新データ
令和6年データで看護師平均年収519.7万円に対し、全給与所得者平均は約460万円前後。約60万円近く上回っています。
女性に限ればさらに差が目立ち、「女性の職業としては破格」と見られがちです。
看護師の平均年収は約520万円

| 全体 | 女性 | 男性 | |
|---|---|---|---|
| 平均年収 | 519.7万円 | 517.9万円 | 534.8万円 |
特に、20代や30代といった若い世代で比較した場合でも、看護師の年収は同世代の平均を上回る傾向にあります。
ryanta73この数値上の優位性が、「高すぎ」という印象を人々に与えています。
看護師の平均月収・ボーナス・手取り
| 全体 | 女性 | 男性 | |
| 平均月収 | 363,500円 | 362,300円 | 373,500円 |
| 平均ボーナス | 835,000円 | 831,300円 | 866,300円 |
理由2 夜勤手当や危険手当などの各種手当が充実しているイメージ


看護師の給与は基本給に加えて、夜勤手当や時間外手当、特殊業務手当といった各種手当が加算されることで、総支給額が大きくなるのが特徴です。



特に「夜勤手当」は、看護師の給与を語る上で欠かせない要素です。
2交代制の夜勤1回で約11,000〜11,800円。三交代制でも準夜勤・深夜勤で4,000〜5,700円程度。月4〜5回の夜勤で4〜6万円上乗せされ、「手当だけでボロ儲け」と勘違いされやすいです。
理由3 資格が必要な専門職であることへの評価


看護師は、人の生命に直接関わる非常に専門性の高い仕事であり、業務に従事するためには国家資格の取得が必須です。
国家資格+命を預かる仕事。医師や弁護士並みの専門性と責任を連想され、「それだけ給料が高くても当然」との声があります。



この「専門職だから給料が高いのは当然」という評価が、結果として「看護師の給料は高い」というイメージにつながっています。


理由4 常に人手不足で求人が多く売り手市場だから
求人倍率が高く、転職もしやすい。施設側が好待遇を提示するから「甘い仕事」と思われがち。
看護師は、慢性的な人手不足が指摘されている職種の代表格です。厚生労働省の統計によると、看護職の有効求人倍率は全職業の平均よりも高い水準で推移しており、1人の求職者に対して2件以上の求人が存在する「売り手市場」が続いています。
特に、訪問看護ステーションや中小規模の病院では人材確保が急務となっており、求人倍率が3倍を超えることも珍しくありません。 このような状況下では、医療機関は優秀な人材を確保・維持するために、より良い給与条件を提示せざるを得ません。



売り手市場だから競争原理が働き、看護師全体の給与水準が押し上げられているのです。
求人情報サイトなどで好条件の募集が目立つことも、「看護師は稼げる」というイメージを強化する一因となっています。
理由5 他の医療・介護系職種と比較して給料が高く見える
准看護師(約415万円)や介護職員(約370万円)と比べて50〜150万円高いため、「看護師だけ優遇されすぎ」との印象に。
同じ医療・福祉の現場で働く他の専門職(コメディカル)と比較した際に、看護師の給料が相対的に高く見えることも理由の一つです。例えば、介護福祉士や理学療法士、臨床検査技師といった職種と平均年収を比較すると、看護師の給与水準は上位に位置することが多いです。
| 職種 | 平均年収 |
| 医師 | 約1,347万円 |
| 薬剤師 | 約583万円 |
| 看護師 | 約508万円 |
| 臨床検査技師 | 約498万円 |
| 理学療法士・作業療法士など | 約437万円 |
| 介護職員(医療・福祉施設) | 約380万円 |
もちろん、それぞれの職種で業務内容や夜勤の有無、求められる責任の範囲は異なります。しかし、同じ職場で働く他職種の人にとっては、看護師の給与が突出して高く見えることがあり、これが「看護師の給料は高すぎ」という印象につながるケースも少なくありません。
【現役主任が語る】看護師の給料が高すぎとは言えない隠された5つの真実


多くの人が抱く「看護師は給料が高い」というイメージは、総支給額だけを見た表面的なものに過ぎません。ここでは、給料の裏に隠された、あまり語られることのない5つの真実を、最新のデータと筆者の体験とともにお伝えします。
- 真実1 基本給は一般企業と大差ないかむしろ低い
- 真実2 給料の多くは過酷な夜勤や時間外労働への対価
- 真実3 命を預かるという計り知れないプレッシャーと責任
- 真実4 休日返上の研修参加や自己学習など見えない努力
- 真実5 経験を積んでも給料が上がりにくい昇給率の低さ
| 年齢 | 看護師 | 全産業 |
|---|---|---|
| 20代 | 33万 | 30万 |
| 30代 | 36万 | 37万 |
| 40代 | 39万 | 42万 |
真実1 基本給は一般企業と大差ないかむしろ低い
看護師の給料が高いという印象は、夜勤手当や時間外手当などを含んだ「総支給額」から来ています。しかし、給与の土台となる「基本給」に目を向けると、驚くほど一般のサラリーマンと変わらない、あるいは低い水準です。
日本看護協会の調査によると、勤続10年の非管理職看護師(31~32歳)の平均基本給は250,380円です。 これは、同年代の他業種と比較して、決して高い金額とは言えません。実際、日本看護協会の2024年の調査では、2012年からの12年間で基本給の増加は約6,000円にとどまり、給与の増加が主に手当によるものであることが示されています。



総支給額の高さは、専門性の対価というよりも、過酷な労働環境への対価という側面が強いのが実情です。
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、看護師と全産業の平均給与を比較してみましょう。
| 年齢階級 | 看護師 | 全産業平均 |
| 25~29歳 | 約33万円 | 約30万円 |
| 35~39歳 | 約36万円 | 約37万円 |
| 45~49歳 | 約39万円 | 約42万円 |
この表からも分かるように、20代では看護師の給与が全産業平均を上回りますが、年齢を重ねるにつれてその差は縮まり、40代では逆転する傾向にあります。これは、看護師の給料が経験を積んでも上がりにくいという実態を表しています。
≫【2026年診療報酬改定で看護師年収はどれだけ上がる?】+3.09%の影響と「150万円アップの条件」を解説
真実2 給料の多くは過酷な夜勤や時間外労働への対価
看護師の給料を押し上げている最大の要因は、心身に大きな負担を強いる「夜勤」と、常態化している「時間外労働」に対する手当です。
2交代制勤務の場合、1回の夜勤は16時間以上にも及び、仮眠時間も患者さんの急変やナースコール対応で満足に取れないことが日常茶飯事です。生活リズムは完全に崩れ、慢性的な睡眠不足や自律神経の乱れに悩む看護師は後を絶ちません。夜勤手当は、こうした健康リスクと引き換えに得ているお金です。
また、業務開始前の情報収集や、業務後の記録、看護計画の立案といった、いわゆる「前残業」「後残業」がサービス残業として扱われている現場も未だに多いです。日本看護協会の調査でも、看護師の月平均時間外労働時間は5.1時間と報告されています。



これはあくまで申告された時間であり、隠れたサービス残業を含めると実態はさらに深刻であると実感しています。
真実3 命を預かるという計り知れないプレッシャーと責任
看護師の仕事は、単なる作業ではありません。一つひとつの判断やケアが、患者さんの生命に直結します。 薬の量を少し間違えれば命に関わり、些細な変化を見逃せば急変につながることも。
「絶対にミスが許されない」という重圧は、24時間365日、肩にのしかかります。急変対応、家族への精神的なサポート、看取りの場面……。
これらの精神的負担は、給料の金額では到底測れません。 「高い」と感じる人もいるかもしれませんが、それはこの重責に対する対価の一部に過ぎず、決して「高すぎる」ものではないと、私は思います。
ただ、正直に言うと、毎日の緊張で心が疲れる瞬間は確かにあります。
真実4 休日返上の研修参加や自己学習など見えない努力
医療は日進月歩の世界です。昨日までの知識が、今日には変わることも珍しくありません。 院内研修や勉強会は時間外・休日に行われることが多く、学会やセミナー参加も自己負担がほとんど。
認定看護師や専門看護師を目指せば、働きながら大学院レベルの勉強やレポートに追われ、プライベートを大きく削ります。
給料には反映されにくい「見えない努力」が、質の高い看護の土台となっています。
私自身も休日を勉強に充てた時期があり、「これが給料に繋がらないのは少し寂しいな」と感じたことがあります。
でも、患者さんのために学び続ける価値は確かにあると思います。



給料には反映されない「見えない努力」が、質の高い看護を提供する土台となっています。
真実5 経験を積んでも給料が上がりにくい昇給率の低さ
「経験を積めば給料も上がる」というのは、看護師の世界では幻想に近い現実です。
若い頃は他職種より高めですが、昇給カーブは非常に緩やか。
日本看護協会の調査では、50代前半でピークを迎えても、20代前半比で約134%の上昇に留まります。
大手企業のように勤続年数で着実に上がるわけではなく、管理職(主任・看護師長)に就かない限り、早い段階で頭打ちになりやすいです。
管理職のポストは限られているため、多くのベテラン看護師は現場で専門性を磨き続けますが、給与に十分反映されないのが実情。この点が、モチベーションの低下や転職を考えるきっかけになる看護師も少なくありません。



確かに「夜勤の体力的きつさ」や「昇給の物足りなさ」は本音でネックです。でも、それを補うやりがいや手当の安定感、そして転職・資格で明確に収入アップできる道があるのが看護師の強みだと、私は感じています。一概に「きついだけ」と切り捨てるのはもったいないと思います。
最新データで比較!高すぎと言われる看護師の給料は労働に見合っている?


年齢別比較(厚生労働省令和6年データ)
- 20代前半:看護師月収約29万円 vs 全産業約22万円
- 30代:約34万円 vs 約29万円
- 40代:約36万円 vs 約32万円
看護師はどの年代でも上回りますが、夜勤あり前提です。夜勤なしの日勤常勤だと逆転するケースも。 労働時間・負担を考慮すると、コスパは決して良いとは言えません。心身のリスク(精神的プレッシャー、不規則勤務、感染・ハラスメント)を天秤にかけると「割に合わない」と判断する看護師も少なくありません。
関連記事:看護師の給料が割に合わない理由とは?背景と現実を徹底解説
※月収は「きまって支給する現金給与額」。全産業平均は同調査の「産業計」の数値を参照。厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に作成
年齢別 月収データを見ると、特に20代の若いうちは、看護師の給料が全産業の平均を大きく上回っていることがわかります。これは、夜勤手当や交代勤務手当などが加算されるためです。
しかし、年齢を重ねるにつれてその差は縮まっていき、40代後半から50代にかけては、ほぼ同水準か、逆転されるケースも見られます。これは、一般企業では役職手当や基本給の大幅な昇給が見込めるのに対し、看護師は経験を積んでも昇給率が比較的低い傾向にあることが原因のひとつです。キャリアのピークである50代で年収が頭打ちになる看護師は少なくありません。



私の職場では、55歳を過ぎると昇給がなくなってしまいます。
労働時間や業務内容から見るコストパフォーマンス
給料の妥当性を判断するには、支給額だけでなく、その対価として提供している労働の「時間」と「質」を考慮する必要があります。看護師の仕事は、単純な時給換算では測れない過酷さを伴います。
過酷な労働環境と時間外労働の実態
看護師の職場は、慢性的な人手不足により、一人ひとりの業務負担が非常に大きいのが現状です。
日本看護協会の調査によると、看護師の1ヶ月あたりの平均残業時間は約5.1時間とされていますが、これはあくまで公式な記録上の数字です。私が急性期病院に勤めていた頃は、患者の急変対応や緊急入院、記録作業などで定時に帰れないことは日常茶飯事でした。勤務時間外に行われる研修や委員会活動、自己学習といった「見えない労働」も多く、ほとんどがサービス残業です。
心身への多大な負担とリスク
看護師の給料には、以下のような目に見えない負担やリスクへの対価も含まれていると考えるべきです。
- 命を預かる精神的プレッシャー
- 医療ミスが許されないという極度の緊張感は、常に看護師の心に重くのしかかります。
- 不規則な勤務体制による身体的負担
- 夜勤を含む不規則なシフトは体内リズムを乱し、心身の健康を損なう大きな要因となります。実際に、多くの看護師が健康不安を抱えながら働いているというデータもあります。
- 感情労働による精神的消耗
- 患者やその家族の不安や悲しみに寄り添い、自身の感情をコントロールしながら対応することは、精神的に大きく消耗します。
- 感染症への罹患リスク
- 常に感染症の危険と隣り合わせの環境で働くことへの対価も考慮されるべきです。
- ハラスメントや暴力のリスク
- 患者やその家族からのハラスメントや、時には暴力に晒される危険性もゼロではありません。
これらの身体的・精神的な負担やリスクを総合的に考慮すると、看護師の給料は決して「高すぎる」とは言えず、むしろその過酷な労働内容に見合っていないと感じる現場の看護師が多いのが実情です。
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給料に不満を感じる看護師が収入をアップさせる方法


給料に不満を持つ看護師も、行動次第で収入をアップさせることが十分に可能です。実際に転職で年収150万円アップを実現し、さらに副業で毎月5万円以上の安定収入を得ている筆者が、具体的なアクションをご紹介します。
- 資格取得(専門看護師・認定看護師):手当月5,000〜12,000円アップ
- 高単価施設への転職(美容クリニック・訪問看護・企業看護師):年収100万円以上アップ実例多数
- 管理職昇進:看護師長クラスで600〜700万円
- 副業(Webライター・単発バイト):月5万円以上可能
専門看護師や認定看護師などの資格を取得する
専門性を高める資格の取得は、収入アップへの着実な手段です。専門看護師や認定看護師の資格を取得することで、多くの医療機関で資格手当が支給されます。日本看護協会の調査によると、専門看護師で14,471円、認定看護師で11,191円の月給アップを受けています。 手当の額は月額数千円から1万円を超える場合が多く、着実に給与のベースアップが期待できます。
また、資格を持つことで専門外来を任されたり、院内の教育担当になったりと、キャリアの選択肢が大きく広がります。 これにより、役職がつきやすくなり、結果として管理職手当などを含めた大幅な年収アップにつながる可能性も高まります。 資格取得には大学院への進学や研修など時間と費用がかかりますが、長期的なキャリアプランを見据えた自己投資として非常に有効な手段です。
主な上位資格と手当の目安
資格取得による収入アップを目指す際の参考に、代表的な資格と手当の目安を以下の表にまとめました。ただし、手当の有無や金額は勤務先の規定によって大きく異なるため、事前の確認が必要です。
| 資格の種類 | 資格手当の目安(月額) | 特徴 |
| 専門看護師 | 約11,000円~12,000円 | 特定の専門分野で卓越した看護実践能力が認められた看護師。実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つの役割を担う。大学院修士課程の修了が必要。 |
| 認定看護師 | 約5,000円~10,000円 | 特定の看護分野で熟練した看護技術と知識を持つと認められた看護師。実践・指導・相談の3つの役割を担う。 |
| 診療看護師(NP) | 0円~60,000円 | 医師の指示のもと、手順書に沿って一定の診療行為(特定行為)を行える看護師。大学院修士課程の修了が必要で、手当の額は施設による差が大きい。 |
より給与水準の高い病院や施設へ転職する
現在の職場で昇給が見込めない場合、より給与水準の高い職場へ転職することは、収入を上げるための最も手早く効果的な方法の一つです。 看護師の需要は依然として高く、職場によって給与体系は大きく異なります。



基本給が高く設定されていたり、各種手当が充実していたりする職場を選ぶことで、年収の大幅アップが期待できます。
高収入が期待できる職場の例
給与水準が高い傾向にある代表的な職場をいくつかご紹介します。
- 美容クリニック
- 自由診療が中心で利益率が高いため、看護師の給与も高水準な傾向があります。 インセンティブ制度を導入しているクリニックも多く、成果次第でさらなる収入増を目指せます。夜勤がない場合がほとんどで、ワークライフバランスを重視する方にも人気です。
- 都心部の大規模病院(大学病院など)
- 一般的に地方よりも都心部の方が給与水準は高く、特に病床数の多い大規模な病院は基本給や賞与が高く設定されていることが多いです。 福利厚生や教育体制が充実している点も魅力です。
- 訪問看護ステーション
- 高齢化社会の進展に伴い需要が急増しており、給与水準も上昇傾向にあります。 特に、緊急時の呼び出しに対応するオンコール手当などが付く事業所では、病院勤務以上の収入を得られる可能性があります。
- 企業(産業看護師・CRAなど)
- 企業の医務室で働く産業看護師や、製薬会社で新薬開発に携わる臨床開発モニター(CRA)なども高収入が期待できる選択肢です。 一般的に夜勤がなくカレンダー通りの休日が多いため、生活リズムを整えやすいというメリットもあります。
ただし、転職の際は給与額面だけでなく、業務内容、残業時間、人間関係、福利厚生、そして将来的なキャリアパスなどを総合的に比較検討することが重要です。
関連記事:【厳選】看護師の給料が高い職場5選!職場の特徴や平均年収を徹底比較



私自身、転職で年収150万円アップを経験しました。
大きかったのは「同じ経験年数でも、職場で給与レンジが全然違う」ことを知れた点と、条件交渉をプロに任せられたことです。もし今、給料に納得できないなら、まずは“自分の市場価値(相場)”を知るところから始めてください。
管理職へのキャリアアップを目指す
同じ職場で働き続けながら収入を上げる方法として、管理職へのキャリアアップがあります。主任、看護師長、看護部長といった役職に昇進することで、基本給の昇給に加えて役職手当が支給され、年収は大幅に増加します。
日本看護協会の調査データをもとにした情報によると、看護師長の平均年収は600万円台後半から700万円程度とされており、一般の看護師よりも高い水準です。
関連記事:【看護師長になると年収が下がる?】原因や収入アップのポイントを解説



私は介護施設で主任として勤務しており、年収は620万円ほどです。私の実体験をもとにした主任看護師のくわしい給料事情は以下の記事で紹介しています。
関連記事:看護師が主任になると年収はいくら上がる?現役主任の筆者が明かす給与の実態
管理職になると、患者への直接的なケアから離れ、スタッフの育成や労務管理、病棟運営、他部署との連携・調整といったマネジメント業務が中心となります。
責任は重くなりますが、自分の裁量で病棟の看護の質を向上させたり、スタッフが働きやすい環境を整えたりと、大きなやりがいを感じられるポジションです。管理職を目指すには、臨床経験だけでなく、リーダーシップやコミュニケーション能力、経営的な視点も求められます。
関連記事:【現役主任が語る】主任看護師の本当の役割とは?必要スキル・現場のリアルを徹底解説
副業を始めて収入源を増やす
本業の給料にプラスアルファの収入を得たい場合、副業を始めるのも有効な選択肢です。 看護師の資格や知識を活かせる副業は数多くあり、本業に支障のない範囲で効率的に収入を増やすことが可能です。
ただし、副業を始める前には、必ず勤務先の就業規則を確認しましょう。公務員看護師は法律で副業が禁止されており、民間の医療機関でも規則で禁止または制限されている場合があります。 また、副業での所得が年間20万円を超えた場合は、自身で確定申告が必要になる点にも注意が必要です。
看護師におすすめの副業例
- 単発・スポットのアルバイト
- 健診センターでの採血や測定、イベント会場での救護待機(イベントナース)、ワクチン接種の補助など、1日単位で働ける仕事が多数あります。 時給も比較的高く、休日の空いた時間を有効活用できます。
- 医療系Webライター・記事監修
- 看護師としての臨床経験や専門知識を活かし、健康・医療に関するウェブ記事を執筆・監修する仕事です。 在宅で自分のペースで進められるため、育児中の方や不規則勤務の方でも始めやすいのが特徴です。
- 夜勤専従アルバイト
- 現在日勤のみで働いている場合、他のクリニックや施設で夜勤のアルバイトをすることで、効率的に高い収入を得ることができます。 夜勤手当が付くため、短時間でまとまった金額を稼ぎやすい副業です。
関連記事:看護師の資格を活かせる副業おすすめ8選!【副業で注意すべき点も紹介
「今の給料にモヤモヤしている…」という看護師さんへ 無料で年収診断+転職相談できるおすすめサイトは👇️から。 ※最短1分で登録完了。非公開求人多数&完全無料
私の周りでも、転職1回で+80〜150万円を達成した人が何人もいます。迷っているなら早めに動くのがおすすめです(ただし、職場環境との相性はしっかり確認してくださいね)。
実際の看護師さんの口コミ・レビュー


💬「最初は夜勤きつかったけど、手当で年収550万円超え。やりがいもあって『高すぎ』なんて思わない。むしろ頑張った分だけ返ってくる仕事だよ」(Aさん・32歳・総合病院)
💬「データ見ると高いけど、休み返上やメンタル消耗を考えると…。転職で訪問看護に移ったら少し楽になって年収も維持できた。ただ、もっと基本給が高い職場を探したい」(Bさん・28歳・病棟)
💬「正直『高すぎ』とは思わない。基本給低くて夜勤頼みだし、昇給も微々たるもの。でも資格取って管理職狙えばまだ上がる余地はあるかな…と希望を持って続けています」(Cさん・35歳・介護施設兼務)
(※個人の実体験に基づく声。状況により異なります)
よくある質問Q&A


Q1. 看護師の平均年収は本当に高いの?
A. データ上は高いですが、手当依存。夜勤なしだと普通の水準です。
Q2. 手取り月収の目安は?夜勤ありの場合
A. 夜勤ありで25〜29万円、夜勤なしで20〜24万円が相場。扶養・地域で変動します。
Q3. 夜勤手当の相場と回数は?
A. 2交代制1回約11,000〜11,800円。月4〜5回が平均で年収に40〜60万円影響。
Q4. 他の職業(一般企業・介護)と比べてどう?
A. 女性中心職種では高めですが、医師や金融系には劣ります。負担度で考えると同等か下回る印象です。
Q5. 昇給率は低い?何年で頭打ち?
A. はい、低め。12年で+6,000円程度。40代後半でほぼピークを迎えます。
Q6. 副業は可能?おすすめは?
A. 就業規則確認必須ですが、Webライターや単発バイトが人気。月5万円以上稼ぐ人も。
Q7. 資格を取れば本当に給料アップする?
A. 専門看護師で月1万円前後アップ。投資対効果は高いです。
Q8. 看護師のデメリットは正直どう?
A. 体力的・精神的負担が大きいですが、やりがいと安定収入でカバーできる人も多いです。
Q9. 転職で年収はどれくらい上がる?
A. 平均50〜100万円アップ事例多数。美容・訪問看護が狙い目。
Q10. 将来性はある?AI時代でも需要は?
A. 人手不足が慢性化。需要高く、むしろ待遇改善傾向です。
まとめ


本記事では、「看護師の給料は高すぎ」と言われる理由と、現役看護師が感じる実態を最新データと共に解説しました。
結論として、看護師の給料は平均年収より高いという側面は事実ですが、それは命を預かる責任の重さ、過酷な夜勤や時間外労働、休日返上の自己研鑽への対価です。基本給は一般企業と大差なく、その労働内容を鑑みれば、決して「高すぎる」とは言えません。むしろ、心身への多大な負荷に見合った正当な報酬と捉えるべきでしょう。
看護師の給料は高く見えるけど、負担に見合った水準。むしろ「もっと評価されてもいい」と感じる現場の声が多いです。
もし看護師としての給料が似合っていないと感じるなら、転職や副業で収入アップを目指しましょう。転職する際には、看護師専門の転職エージェントを利用すると収入アップがより確実になります。気になる方は、以下の記事でも私の体験談とともにおすすめのエージェントを紹介しています。
関連記事:【看護師転職エージェントおすすめ7選】年収150万円アップ&働きやすさを実現した私の成功体験も紹介!



記事でも紹介されていますが、私は「ナース専科 転職」を利用しました。20万件以上の豊富な求人数と条件交渉力はオススメNo.1です。
公式リンク
- 厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2024/index.html
- 日本看護協会「2024年病院看護実態調査」:https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/101.pdf
- 国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2023/pdf/R05_001.pdf











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