看護師の資格を活かせるおすすめの副業8選!【副業で注意すべき点も紹介

「看護師の資格を活かした副業で収入を増やしたい」

「副業を通してスキルや知識の幅を広げたい」

このような理由から副業を検討している看護師さんも多いのではないでしょうか?今回は看護師の資格や知識を活かした副業を検討する人に向けて以下の流れで解説します。

看護師の副業には収入アップだけではなく、スキルや経験を積めるといったメリットがあります。より多くのメリットを生かすためには目的や勤務状況に応じた副業選びが大切です。

この記事では看護師におすすめの副業と、副業を始める際に踏まえておくべき注意点について解説します。

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実際に私が経験した副業の実体験も交えて解説します!

この記事を読めば、ご自身の目的やスキルに合った副業を見つけられるでしょう。

目次

看護師でも資格を活かせる副業は可能?

副業を始めるにあたってまず最初に気になるのが、看護師は副業できるかどうかという点です。

結論から言えば、副業できるかどうかは職場によって異なります。

ひとつの例として、勤務先が国公立の病院か民間の病院かで副業の可否が判断できるでしょう。

国公立の病院は原則として副業禁止

基本的に国立や都道府県立、市立の病院や施設では副業は禁止とされています。そこで働く職員は「公務員」の身分にあたるため、看護師といえど報酬目的での副業ができません。国立病院機構の病院の場合にも、「準公務員」という立場になるため基本的に副業は禁止されています。

一方でFXや株式投資、小規模の不動産投資などは資産運用とみなされ、可能なケースもあります。とはいえ制限も厳しいため、収入アップを目的とした副業は原則として不可能だといえるでしょう。

公務員看護師の副業について詳しく知りたい方は下記の記事もチェックしてみてください!

民間の病院は就業規則しだい

医療法人などの民間病院で勤務している場合は、就業規則によって副業の可否が異なります。まずは自身の勤務先の就業規則で副業が認められているか確認してみましょう。副業が禁止されていなくても上司の許可や相談が必須な場合が多いため、注意が必要です。

一方で、業務への支障や情報漏洩のリスクから副業を禁止する職場もあります。

就業規則で副業が禁止されている場合には、副業がバレることで罰則を受ける可能性があるため、控えた方が良いでしょう。

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副業がばれる原因やばれないための方法について以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

看護師の資格を活かせる副業5選

スキルを活かしたい・新しく身に付けたい人は、副業でも看護師の資格を活かして働く方法があります。

資格を活かした副業には以下のような仕事が挙げられます。

上記の仕事では、パートや単発バイトなどさまざまな働き方が可能です。

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興味がある分野や身に付けたいスキルに応じた仕事選びをしてみましょう。

1️⃣夜勤専従のバイト

介護施設や病院での夜勤専従バイトは人気の副業のひとつです。夜勤の場合は時給が高く設定されていることも多く、少ない勤務日数でも稼ぎやすいのが特徴です。相場は1回の夜勤で2〜3万円程度であることが多く、週に1回勤務すれば月給10万円前後を稼ぐことも可能でしょう。

ただし、夜勤で消耗する体力は大きく、本業の合間に夜勤バイトをこなすには相当な体力が必要です。夜勤入りと夜勤明けの時間を考慮すると、場合によっては2日間の連休を取る必要があります。

夜間帯に働くことで生活リズムも乱れやすく、本業の業務でミスが増えたり集中力がなくなったりするリスクには注意が必要です。

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夜勤バイトは稼げる分、睡眠不足になりやすいので本業に支障が出ないように注意が必要です。
僕も夜勤バイトをしていましたが、睡眠時間の確保に苦労しました・・

きつい夜勤バイトの対処法について詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。

2️⃣イベントナースやツアーナース

イベントナースやツアーナースは単発でできるバイトとして人気が高いです。イベントナースとは、スポーツの大会やコンサート会場といったイベントの会場に帯同し、急な病気や怪我人への看護をおこなう仕事です。ツアーナースもイベントナースと同様に、企業や団体の旅行に同行して体調管理や救護をおこないます。

日給の相場はどちらも1〜1.5万円程度で、宿泊を伴う場合はその日数分が支給されます。

仕事としてツアーやイベントに参加できる反面、拘束時間が長く、夜遅くまで対応に追われることもあるようです。1人または2人で参加者の怪我や病気に対応しなければならず、ある程度の実務経験がないと難しいでしょう。

求人によっては看護師としての勤務経験が2〜3年という条件で募集しているケースも多いです。

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拘束時間に対して時給換算すると、割に合わないと感じることもあるかもしれません。
稼ぐというよりは、普段は得られない体験を求めて働く人も多いです。

3️⃣検診ナース

検診ナースは、健診センターや巡回バスなどで健康診断のサポートをおこなう仕事です。

主な業務は次のような検査が挙げられます。

主に日勤のみの勤務で、時給相場は1200〜1800円程度です。

検診センターの業務はスケジュールが決まっているため、残業はほとんどありません。病棟勤務とは違い、患者さんの急変や高度な処置などもないのでプレッシャーや責任は比較的少ないでしょう。

その反面、簡単な作業の繰り返しでスキルが身に付かないといったデメリットもあります。スキルや経験を積むことを目的としている場合には、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。

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採血業務を担当した場合はひたすら採血を行います。
そのおかげで採血の手技が上達したという人もいました。

4️⃣デイサービス

特別養護老人ホームや社会福祉協議会におけるデイサービスでの看護業務も人気の副業のひとつです。

デイサービスの求人数は多く、単発で働ける求人もあるため空いた時間に働きやすいといった特徴があります。

デイサービスでは利用者のバイタルチェックや簡単な処置、内服薬の管理などが主な業務です。介護施設であるため、看護師でも入浴介助やレクリエーションを実施するケースもあります。

時給相場は1600〜1800円程度です。

急変対応や高度な処置もほとんどなく、落ち着いた環境で働くことができる点がメリットといえます。

しかし、高度な技術を必要としない分、病棟や手術室勤務に比べるとスキルアップや専門性を磨くことは難しいでしょう。

看護師といえどあくまで介護施設であるため、多くの職場では介護の仕事も兼務しておこなう必要があります。

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介護施設には基本的に医師が常駐していません。
利用者の体調不良や受傷に対してどう対処するかは看護師の判断に委ねられることも。
病院勤務とは違ったプレッシャーがあることは踏まえておきましょう。

5️⃣訪問看護師

訪問看護師は、日勤のみで高時給を狙える人気の副業です。

訪問看護師は、自宅療養を必要とする利用者のお宅に訪問して療養の支援をおこないます。

入浴や排泄の援助から薬剤の管理、医療的処置など、仕事内容は多岐にわたります。

時給相場は地域や事業所により異なりますが、1800〜2000円程度の求人が多いです。

事業所によっては時給が3,000円を超えることもあるほか、訪問件数によっては手当が別途支給されるなど、頑張った分だけ稼ぎやすいジャンルです。

高度な医療処置を要する場面は少ないですが、在宅医療について学べる点ではスキルアップにもつながるでしょう。

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基本的に1人で訪問するため、訪問先での行動や判断は自己責任です。
ある程度の臨床経験がないと、大きな不安を感じやすい仕事でもあるでしょう。

看護師の資格を活かしながら在宅でできる副業3選

看護師が在宅でおこなえる副業も数多くありますが、ここでは以下の3つを紹介します。

在宅でできる仕事といっても、看護師とは無関係の仕事ばかりだと感じる人も多いでしょう。

在宅でできる仕事のなかにも看護師の資格や知識を活かせるものがあります。

看護師の資格を活かしつつ在宅副業のスキルを磨くことで、希少性が高い人材として稼ぎやすくなるメリットがあります。

ぜひ参考にしていただき、新たな働き方を見つけましょう。

1️⃣WEBライター

WEBライターはWEB上のメディアやサイトに掲載する記事を書くことが主な仕事です。

文章はパソコンで打ち込むため、基本的なパソコンスキルが必要になります。

WEBライターが執筆する記事にはさまざまなジャンルがありますが、医療・看護系の記事を執筆する仕事もあります。医療・看護関連の記事は専門性が高いため、医師や看護師など医療関連の資格を持ったライターのみに記事の執筆を依頼することも多いです。

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ライターには情報を整理してわかりやすく解説する能力が求められますが、業界知識が豊富なライターは比較的重宝されるでしょう。

WEBライターの給料は1文字あたりの単価で決まることがほとんどです。例えば1文字1円で3000文字の記事を執筆した場合、支払われる給料は3,000円となります。初心者は1文字0.5円〜1円程度、上級者になると1文字3円〜5円ほどの文字単価が相場です。

WEBライターの仕事を始めるには、クラウドソーシングサイトで記事執筆の仕事依頼を探したり、求人サイトでライター募集の求人を探したりなどの方法があります。クラウドソーシングサイトでは、ランサーズやクラウドワークスが有名かつ人気のプラットフォームです。

2️⃣ブログ運営

ブログ運営も看護師の資格を活かせる在宅副業のひとつです。

ブログという言葉を聞くと、日記のようなものをイメージする人も多いでしょう。ブログとはインターネット上で情報発信をするためのホームページです。日記以外にもノウハウや商品のレビューなど、さまざまな情報を公開できます。

ブログを収益化するには、アフィリエイトやアドセンスを利用して広告収入を得る方法があります。ブログに広告を載せ、ページの閲覧数や購入された数によってもらえる報酬額が変わります。

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トップブロガーには月に100万円以上稼ぐ人もいるなど、夢のある副業のひとつです。

収益を上げるためには、多くの人に読んでもらえるようなブログ記事を書く必要があります。そのほか、SNS等を利用した集客やSEO(検索エンジン最適化)に基づいた記事の作成など、医療以外のスキルも必要です。

看護師の資格や知識を活かす場合は、看護師の仕事や転職などに特化した記事を書くのがおすすめです。

しかし、ブログ運営は誰でも手軽に始められる反面、必ずしも稼げるわけではありません。「半年以上記事を書き続けても収益がゼロ」というケースも多いため、すぐに稼ぎたい人や確実な収入を得たい人は注意すべきでしょう。

3️⃣コールセンター

コールセンターにも、看護師の資格や知識を活かせる働き方があります。

コールセンターは、主に電話を通して顧客からの問い合わせやクレームなどに対応する仕事です。

コールセンターのなかでも、看護師の知識を活かせるものは以下のようなお仕事です。

医療・医薬品に関する問い合わせや相談への対応では、看護師の経験や知識が役に立つ場面も多いでしょう。

パートで働く場合の時給相場は1,500円〜2,000円と、比較的高水準なのも魅力です。

デスクワークが中心なので体力的な負担も少なく、短時間勤務など自由な働き方がしやすい点は大きなメリットです。

コールセンターの求人は通勤を必要とするケースが多いですが、なかにはフルリモートでおこなえる求人もあります。

しかし、在宅で働く際は1人で業務をこなす必要があるため、困ったときにフォローしてくれる人がいません。

研修やOJTで基本的な指導を受けられることも多いですが、未経験では苦労する場面もあるでしょう。

看護師が資格を活かして副業をするうえで注意すべき点

看護師が副業をするうえで、以下の4つの点に注意が必要です。

何も考えずに副業に手を出してしまうと副業としての収入やスキルが得られないだけではなく、最悪の場合は本業の継続にも影響を及ぼす可能性があります。

副業を始める前に、ここで挙げられる注意点を理解したうえで今後起こりうるリスクを回避することが大切です。

本業に支障が出ないようにする

副業はあくまで本業の補助的な役割としておこなうものであるため、本業の仕事に支障がないよう無理のないスケジュールを心掛けましょう。

本業の合間に副業をする場合、就業後や休日などのプライベート時間を副業に費やさなければなりません。収入を増やしたいからと副業を詰め込みすぎると、過度な労働による疲労で仕事に集中できなくなる可能性もあります。

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現場で働く看護師は薬剤の投与や身体管理など、患者さんの命に関わる業務も少なくありません。

そのため、疲労で集中できずにミスが多くなれば患者さんの治療に悪影響を及ぼすだけではなく、場合によっては生命を左右する問題になることも考えられます。

特に夜勤バイトのように睡眠時間を削る必要がある場合、睡眠不足によりミスが増えるリスクが高まるでしょう。

せっかく副業を始めても、本業の仕事で問題を起こしたり職場での評価が下がったりしては元も子もありません。

無理やり仕事を詰め込みすぎず、十分な休息や睡眠時間を確保して本業に影響が出ないよう調整することが大切です。

副業が禁止されている場合はやらない

勤めている職場で副業が全面的に禁止されている場合は規則に従い、副業をするのは避けたほうが良いでしょう。

職場で禁止しているにも関わらず副業していることがバレてしまった場合、厳重注意や減給にとどまらず懲戒解雇などの重い処分を受ける可能性もあります。

たとえ職場に内緒で副業をした場合でも、以下のような場面でバレることがあります。

本業での収入に加えてある程度の副収入があると、副業の所得に応じて住民税が課税されます。

場合によっては住民税の納付書が職場へ通知されることでバレるケースも多いです。

また、副業していることをうっかり人に話してしまうことで人づてにバレることもあります。

「バレなければいい」と気軽な気持ちで禁止されている副業をすると本業を続けられなくなるリスクもあるため、避けた方が賢明だといえます。

収入額によっては税金がかかる

副業で得た収入額によっては所得税が 課税されることも踏まえておかなければなりません。

国税庁のホームページによると、本業以外での給与所得が年間20万円を超える場合には確定申告が必要とされています。

確定申告によって申告された所得をもとに所得税を納付することが義務付けられています。

また、年間20万円以下の副業収入であっても住民税の申告が必要である点に注意が必要です。

つまり、金額に関わらず副業で所得が発生した場合には課税の義務が発生するということは理解しておきましょう。

申告の義務が発生しているにも関わらず確定申告せず、納税を怠った場合にはペナルティとして追徴課税を課せられる可能性があります。

最悪の場合、勤め先に連絡が行ったり刑事罰が下されたりなどのリスクもあるため、忘れずに申告しましょう。

副業の目的を明確にする

副業の目的を明確にしてから仕事探しをすることも大切です。

副業をする場合、目的によって選ぶべき働き方や仕事は異なります。

目的に応じた副業を選択できなければ、満足のいく結果が得られず無駄に時間と体力を浪費することも考えられます。

例えば「お金を稼ぎたい」という目的にも、隙間時間でお小遣い程度の収入を得たいのか、安定的に生活費の足しにしたいかで働き方を変える必要があるでしょう。

空いた時間や隙間時間を使って効率的に稼ぎたい場合には、イベントナースといった単発バイトがおすすめです。

安定的に稼ぎたい場合は、パートなどの雇用契約を結んで継続的に働くほうが向いているでしょう。

また「在宅看護を学びたい」「介護技術も身に付けたい」というように、身につけたいスキルや学びたい診療科に応じた副業を選ぶことも大切です。

まずは、副業をすることで最終的に何を実現したいのかを考えてみると良いでしょう。

まとめ

看護師として培ってきた経験やスキルを活かせる場面は病院や介護施設にとどまらず、多岐に渡ります。

看護師は専門性が高い資格でもあるため、副業をする際は知識やスキルを活かせる仕事を選ぶのがおすすめです。

現在持っているスキルに加えて新たなスキルを身に付けることで、自身に新しい市場価値を見出すこともできるでしょう。

しかし、どんな副業でも目的意識と計画性がなければ満足いく結果は得られません。

副業で実現したい目標を明確にし、無理のないスケジュールで充実した副業ライフを送りましょう。

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この記事を書いた人

☀︎看護師✕WEBライターとして活動中
☀︎2児のパパでもある男性看護師
☀︎本業は介護施設で主任看護師として活躍中
☀︎子育てをしながらスキマ時間で毎月5万円稼ぐ
☀︎ライターとしての最高月収は20万円

【経験した副業】
病棟・施設の夜勤専従バイト、訪問看護、マラソンイベントの救護バイト

これまで数回の転職を経て年収150万円アップも達成しました。
本ブログでは「転職と副業で月5万円以上の収入アップ」をモットーに、看護師資格を活かした副業や転職について有益な情報提供をしています。

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