「看護師の給料は高すぎ」という声に、疑問や不満を感じていませんか?
結論から言うと、看護師の給料はデータ上高く見えますが、その内実は過酷な労働への対価であり、決して「高すぎ」とは言えません。
この記事では、10年超の経験を持つ現役主任看護師が、給料が高すぎと言われる5つの理由と、現場でしか語れない5つの真実を最新データを用いて解説します。世間のイメージと実態のギャップ、他職種との給与比較、さらには現役看護師が収入をアップさせる具体的な方法まで、あなたの知りたい情報を徹底的に解き明かします。
「看護師の給料は高すぎ」と言われる5つの理由

「看護師の給料は高すぎる」といわれる背景には、具体的なデータや社会的なイメージが複雑に絡み合っています。ここでは、世間の人々が「看護師の給料は高い」と感じる5つの理由を、客観的なデータや一般的な認識に基づいて解説します。
- 理由1 日本人の平均年収より高いという最新データ
- 理由2 夜勤手当や危険手当などの各種手当が充実しているイメージ
- 理由3 資格が必要な専門職であることへの評価
- 理由4 常に人手不足で求人が多く売り手市場だから
- 理由5 他の医療・介護系職種と比較して給料が高く見える
理由1 日本人の平均年収より高いという最新データ
「看護師の給料は高い」と言われる最も直接的な理由は、日本の給与所得者全体の平均年収と比較して、看護師の年収が実際に高い水準にあるというデータが存在するためです。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は約508万円です。 一方、国税庁が発表した同年の「民間給与実態統計調査」における日本の平均給与は約460万円となっており、看護師の年収はこれを約48万円上回っています。 このように、公的な統計データで明確な差が出ていることが、「看護師は高給取り」というイメージの大きな根拠となっています。
| 対象 | 平均年収 | 出典 |
| 看護師 | 約508万円 | 厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」 |
| 日本の給与所得者全体 | 約460万円 | 国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」 |
特に、20代や30代といった若い世代で比較した場合でも、看護師の年収は同世代の平均を上回る傾向にあります。
ryanta73この数値上の優位性が、「高すぎ」という印象を人々に与えています。
理由2 夜勤手当や危険手当などの各種手当が充実しているイメージ
看護師の給与は基本給に加えて、夜勤手当や時間外手当、特殊業務手当といった各種手当が加算されることで、総支給額が大きくなるのが特徴です。



特に「夜勤手当」は、看護師の給与を語る上で欠かせない要素です。
日本看護協会の調査によれば、二交替制勤務の夜勤手当の平均額は1回あたり約11,815円、三交替制の深夜勤では約5,715円が相場となっています。 月に数回の夜勤をこなすことで、給与が数万円単位で上乗せされるため、これが「給料が高い」と感じさせる大きな要因になっています。 また、昨今の感染症対策などで注目されたように、感染リスクの高い部署で勤務する際の「危険手当(特殊業務手当)」なども、看護師の給与を手厚くしている印象を与えています。
理由3 資格が必要な専門職であることへの評価
看護師は、人の生命に直接関わる非常に専門性の高い仕事であり、業務に従事するためには国家資格の取得が必須です。
一般的に、高度な専門知識や技術を要する「専門職」は、その社会的責任の重さや資格取得の難易度から、給与水準が高く設定される傾向にあります。医師や弁護士といった他の専門職と同様に、看護師もその専門性が給与に反映されているという認識が社会に存在します。



この「専門職だから給料が高いのは当然」という評価が、結果として「看護師の給料は高い」というイメージにつながっています。
理由4 常に人手不足で求人が多く売り手市場だから
看護師は、慢性的な人手不足が指摘されている職種の代表格です。厚生労働省の統計によると、看護職の有効求人倍率は全職業の平均よりも高い水準で推移しており、1人の求職者に対して2件以上の求人が存在する「売り手市場」が続いています。 特に、訪問看護ステーションや中小規模の病院では人材確保が急務となっており、求人倍率が3倍を超えることも珍しくありません。 このような状況下では、医療機関は優秀な人材を確保・維持するために、より良い給与条件を提示せざるを得ません。



売り手市場だから競争原理が働き、看護師全体の給与水準が押し上げられているのです。
求人情報サイトなどで好条件の募集が目立つことも、「看護師は稼げる」というイメージを強化する一因となっています。
理由5 他の医療・介護系職種と比較して給料が高く見える
同じ医療・福祉の現場で働く他の専門職(コメディカル)と比較した際に、看護師の給料が相対的に高く見えることも理由の一つです。例えば、介護福祉士や理学療法士、臨床検査技師といった職種と平均年収を比較すると、看護師の給与水準は上位に位置することが多いです。
| 職種 | 平均年収 |
| 医師 | 約1,347万円 |
| 薬剤師 | 約583万円 |
| 看護師 | 約508万円 |
| 臨床検査技師 | 約498万円 |
| 理学療法士・作業療法士など | 約437万円 |
| 介護職員(医療・福祉施設) | 約380万円 |
もちろん、それぞれの職種で業務内容や夜勤の有無、求められる責任の範囲は異なります。しかし、同じ職場で働く他職種の人にとっては、看護師の給与が突出して高く見えることがあり、これが「看護師の給料は高すぎ」という印象につながるケースも少なくありません。
【現役主任が語る】看護師の給料が高すぎとは言えない隠された5つの真実


多くの人が抱く「看護師は給料が高い」というイメージは、総支給額だけを見た表面的なものに過ぎません。ここでは、給料の裏に隠された、あまり語られることのない5つの真実を、最新のデータと筆者の体験とともにお伝えします。
- 真実1 基本給は一般企業と大差ないかむしろ低い
- 真実2 給料の多くは過酷な夜勤や時間外労働への対価
- 真実3 命を預かるという計り知れないプレッシャーと責任
- 真実4 休日返上の研修参加や自己学習など見えない努力
- 真実5 経験を積んでも給料が上がりにくい昇給率の低さ
真実1 基本給は一般企業と大差ないかむしろ低い
看護師の給料が高いという印象は、夜勤手当や時間外手当などを含んだ「総支給額」から来ています。しかし、給与の土台となる「基本給」に目を向けると、驚くほど一般のサラリーマンと変わらない、あるいは低い水準です。
日本看護協会の調査によると、勤続10年の非管理職看護師(31~32歳)の平均基本給は250,380円です。 これは、同年代の他業種と比較して、決して高い金額とは言えません。実際、日本看護協会の2024年の調査では、2012年からの12年間で基本給の増加は約6,000円にとどまり、給与の増加が主に手当によるものであることが示されています。



総支給額の高さは、専門性の対価というよりも、過酷な労働環境への対価という側面が強いのが実情です。
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、看護師と全産業の平均給与を比較してみましょう。
| 年齢階級 | 看護師 | 全産業平均 |
| 25~29歳 | 約33万円 | 約30万円 |
| 35~39歳 | 約36万円 | 約37万円 |
| 45~49歳 | 約39万円 | 約42万円 |
この表からも分かるように、20代では看護師の給与が全産業平均を上回りますが、年齢を重ねるにつれてその差は縮まり、40代では逆転する傾向にあります。これは、看護師の給料が経験を積んでも上がりにくいという実態を表しています。
真実2 給料の多くは過酷な夜勤や時間外労働への対価
看護師の給料を押し上げている最大の要因は、心身に大きな負担を強いる「夜勤」と、常態化している「時間外労働」に対する手当です。
2交代制勤務の場合、1回の夜勤は16時間以上にも及び、仮眠時間も患者さんの急変やナースコール対応で満足に取れないことが日常茶飯事です。生活リズムは完全に崩れ、慢性的な睡眠不足や自律神経の乱れに悩む看護師は後を絶ちません。夜勤手当は、こうした健康リスクと引き換えに得ているお金です。
また、業務開始前の情報収集や、業務後の記録、看護計画の立案といった、いわゆる「前残業」「後残業」がサービス残業として扱われている現場も未だに多いです。日本看護協会の調査でも、看護師の月平均時間外労働時間は5.1時間と報告されています。



これはあくまで申告された時間であり、隠れたサービス残業を含めると実態はさらに深刻であると実感しています。
真実3 命を預かるという計り知れないプレッシャーと責任
看護師の仕事は、単なる作業ではありません。一つひとつの判断やケアが、患者さんの生命に直結します。
薬の投与一つとっても、量を間違えれば命に関わります。患者さんの些細な変化を見逃せば、急変につながることもあります。この「絶対にミスが許されない」という計り知れないプレッシャーは、24時間365日、私たちの肩に重くのしかかっています。急変時の緊迫した対応、患者さんやご家族への精神的なサポート、そして時には看取りの場面にも立ち会わなければなりません。
これらの精神的負担は、給料の金額では到底測れるものではありません。給料が高いと感じるかもしれませんが、それはこの重責に対する対価の一部であり、決して「高すぎる」ものではないのです。
真実4 休日返上の研修参加や自己学習など見えない努力
医療は日進月歩の世界です。昨日までの常識が、今日には覆されることも珍しくありません。そのため、看護師は常に最新の医療知識や看護技術を学び続けることが宿命づけられています。
多くの病院では、定期的な院内研修や勉強会が開催されますが、その多くが時間外や休日に行われます。さらに、専門性を高めるための学会や院外セミナーへの参加も、ほとんどが休日を利用し、参加費用も自己負担となるケースが少なくありません。認定看護師や専門看護師といった上位資格を取得するためには、働きながら大学院に通ったり、膨大なレポート課題に取り組んだりと、プライベートな時間を大幅に犠牲にしています。



給料には反映されない「見えない努力」が、質の高い看護を提供する土台となっています。
真実5 経験を積んでも給料が上がりにくい昇給率の低さ
「経験を積めば給料も順調に上がっていく」というのは、看護師の世界ではもはや幻想です。確かに若い頃は同世代の他職種より給料が高い傾向にありますが、その後の昇給カーブは非常に緩やかです。 実際に、日本看護協会の調査によると、病院に勤務する看護師の賃金上昇率は、50代前半でピークを迎えるものの、20代前半と比較して134%の上昇に留まるという結果が出ています。
大手企業のように勤続年数に応じて着実に給料が上がっていくわけではなく、主任や看護師長といった管理職に就かなければ、給料は早い段階で頭打ちになってしまうのが現実です。しかし、管理職のポストは限られており、多くの看護師は現場のスペシャリストとしてキャリアを重ねますが、その専門性が給与に十分に反映されているとは言い難い状況です。この昇給率の低さが、ベテラン看護師のモチベーション低下や、他業種への転職を考える一因にもなっています。
最新データで比較!高すぎと言われる看護師の給料は労働に見合っている?


「看護師の給料は高すぎる」という意見は、表面的な数字だけを見ると一理あるように聞こえるかもしれません。しかし、その給料が支払われる背景にある労働の実態を深く知ることで、全く異なる側面が見えてきます。ここでは、公的な最新データをもとに、看護師の給料がその厳しい労働内容に見合っているのかを多角的に比較・検証します。
関連記事:看護師の給料が割に合わない理由とは?背景と現実を徹底解説
- 年齢階級別の平均給料を他職種と比較
- 労働時間や業務内容から見るコストパフォーマンス
年齢階級別の平均給料を他職種と比較
看護師の給料は、全産業の平均と比較してどうなのでしょうか。厚生労働省が発表している「令和5年賃金構造基本統計調査」のデータを用いて、年齢階級別に見ていきましょう。
| 年齢階級 | 看護師の平均月収(男女計) | 全産業平均の月収(男女計) |
| 20~24歳 | 約29.1万円 | 約22.1万円 |
| 25~29歳 | 約32.1万円 | 約25.9万円 |
| 30~34歳 | 約33.7万円 | 約29.5万円 |
| 35~39歳 | 約35.0万円 | 約32.8万円 |
| 40~44歳 | 約36.6万円 | 約35.3万円 |
| 45~49歳 | 約37.8万円 | 約37.1万円 |
| 50~54歳 | 約39.2万円 | 約39.1万円 |
| 55~59歳 | 約40.1万円 | 約39.6万円 |
この表を見ると、特に20代の若いうちは、看護師の給料が全産業の平均を大きく上回っていることがわかります。これは、夜勤手当や交代勤務手当などが加算されるためです。しかし、年齢を重ねるにつれてその差は縮まっていき、40代後半から50代にかけては、ほぼ同水準か、逆転されるケースも見られます。これは、一般企業では役職手当や基本給の大幅な昇給が見込めるのに対し、看護師は経験を積んでも昇給率が比較的低い傾向にあることが原因のひとつです。キャリアのピークである50代で年収が頭打ちになる看護師は少なくありません。



私の職場では、55歳を過ぎると昇給がなくなってしまいます。
労働時間や業務内容から見るコストパフォーマンス
給料の妥当性を判断するには、支給額だけでなく、その対価として提供している労働の「時間」と「質」を考慮する必要があります。看護師の仕事は、単純な時給換算では測れない過酷さを伴います。
過酷な労働環境と時間外労働の実態
看護師の職場は、慢性的な人手不足により、一人ひとりの業務負担が非常に大きいのが現状です。
日本看護協会の調査によると、看護師の1ヶ月あたりの平均残業時間は約5.1時間とされていますが、これはあくまで公式な記録上の数字です。私が急性期病院に勤めていた頃は、患者の急変対応や緊急入院、記録作業などで定時に帰れないことは日常茶飯事でした。勤務時間外に行われる研修や委員会活動、自己学習といった「見えない労働」も多く、ほとんどがサービス残業です。
心身への多大な負担とリスク
看護師の給料には、以下のような目に見えない負担やリスクへの対価も含まれていると考えるべきです。
- 命を預かる精神的プレッシャー
- 医療ミスが許されないという極度の緊張感は、常に看護師の心に重くのしかかります。
- 不規則な勤務体制による身体的負担
- 夜勤を含む不規則なシフトは体内リズムを乱し、心身の健康を損なう大きな要因となります。実際に、多くの看護師が健康不安を抱えながら働いているというデータもあります。
- 感情労働による精神的消耗
- 患者やその家族の不安や悲しみに寄り添い、自身の感情をコントロールしながら対応することは、精神的に大きく消耗します。
- 感染症への罹患リスク
- 常に感染症の危険と隣り合わせの環境で働くことへの対価も考慮されるべきです。
- ハラスメントや暴力のリスク
- 患者やその家族からのハラスメントや、時には暴力に晒される危険性もゼロではありません。
これらの身体的・精神的な負担やリスクを総合的に考慮すると、看護師の給料は決して「高すぎる」とは言えず、むしろその過酷な労働内容に見合っていないと感じる現場の看護師が多いのが実情です。
給料に不満を感じる看護師が収入をアップさせる方法


給料に不満を持つ看護師も、行動次第で収入をアップさせることが十分に可能です。実際に転職で年収150万円アップを実現し、さらに副業で毎月5万円以上の安定収入を得ている筆者が、具体的なアクションを5つご紹介します。
- 専門看護師や認定看護師などの資格を取得する
- より給与水準の高い病院や施設へ転職する
- 管理職へのキャリアアップを目指す
- 副業を始めて収入源を増やす
専門看護師や認定看護師などの資格を取得する
専門性を高める資格の取得は、収入アップへの着実な手段です。専門看護師や認定看護師の資格を取得することで、多くの医療機関で資格手当が支給されます。日本看護協会の調査によると、専門看護師で14,471円、認定看護師で11,191円の月給アップを受けています。 手当の額は月額数千円から1万円を超える場合が多く、着実に給与のベースアップが期待できます。
また、資格を持つことで専門外来を任されたり、院内の教育担当になったりと、キャリアの選択肢が大きく広がります。 これにより、役職がつきやすくなり、結果として管理職手当などを含めた大幅な年収アップにつながる可能性も高まります。 資格取得には大学院への進学や研修など時間と費用がかかりますが、長期的なキャリアプランを見据えた自己投資として非常に有効な手段です。
主な上位資格と手当の目安
資格取得による収入アップを目指す際の参考に、代表的な資格と手当の目安を以下の表にまとめました。ただし、手当の有無や金額は勤務先の規定によって大きく異なるため、事前の確認が必要です。
| 資格の種類 | 資格手当の目安(月額) | 特徴 |
| 専門看護師 | 約11,000円~12,000円 | 特定の専門分野で卓越した看護実践能力が認められた看護師。実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究の6つの役割を担う。大学院修士課程の修了が必要。 |
| 認定看護師 | 約5,000円~10,000円 | 特定の看護分野で熟練した看護技術と知識を持つと認められた看護師。実践・指導・相談の3つの役割を担う。 |
| 診療看護師(NP) | 0円~60,000円 | 医師の指示のもと、手順書に沿って一定の診療行為(特定行為)を行える看護師。大学院修士課程の修了が必要で、手当の額は施設による差が大きい。 |
より給与水準の高い病院や施設へ転職する
現在の職場で昇給が見込めない場合、より給与水準の高い職場へ転職することは、収入を上げるための最も手早く効果的な方法の一つです。 看護師の需要は依然として高く、職場によって給与体系は大きく異なります。



基本給が高く設定されていたり、各種手当が充実していたりする職場を選ぶことで、年収の大幅アップが期待できます。
高収入が期待できる職場の例
給与水準が高い傾向にある代表的な職場をいくつかご紹介します。
- 美容クリニック
- 自由診療が中心で利益率が高いため、看護師の給与も高水準な傾向があります。 インセンティブ制度を導入しているクリニックも多く、成果次第でさらなる収入増を目指せます。夜勤がない場合がほとんどで、ワークライフバランスを重視する方にも人気です。
- 都心部の大規模病院(大学病院など)
- 一般的に地方よりも都心部の方が給与水準は高く、特に病床数の多い大規模な病院は基本給や賞与が高く設定されていることが多いです。 福利厚生や教育体制が充実している点も魅力です。
- 訪問看護ステーション
- 高齢化社会の進展に伴い需要が急増しており、給与水準も上昇傾向にあります。 特に、緊急時の呼び出しに対応するオンコール手当などが付く事業所では、病院勤務以上の収入を得られる可能性があります。
- 企業(産業看護師・CRAなど)
- 企業の医務室で働く産業看護師や、製薬会社で新薬開発に携わる臨床開発モニター(CRA)なども高収入が期待できる選択肢です。 一般的に夜勤がなくカレンダー通りの休日が多いため、生活リズムを整えやすいというメリットもあります。
ただし、転職の際は給与額面だけでなく、業務内容、残業時間、人間関係、福利厚生、そして将来的なキャリアパスなどを総合的に比較検討することが重要です。
関連記事:【厳選】看護師の給料が高い職場5選!職場の特徴や平均年収を徹底比較
管理職へのキャリアアップを目指す
同じ職場で働き続けながら収入を上げる方法として、管理職へのキャリアアップがあります。主任、看護師長、看護部長といった役職に昇進することで、基本給の昇給に加えて役職手当が支給され、年収は大幅に増加します。 日本看護協会の調査データをもとにした情報によると、看護師長の平均年収は600万円台後半から700万円程度とされており、一般の看護師よりも高い水準です。
関連記事:【看護師長になると年収が下がる?】原因や収入アップのポイントを解説



私は介護施設で主任として勤務しており、年収は620万円ほどです。私の実体験をもとにした主任看護師のくわしい給料事情は以下の記事で紹介しています。
関連記事:看護師が主任になると年収はいくら上がる?現役主任の筆者が明かす給与の実態
管理職になると、患者への直接的なケアから離れ、スタッフの育成や労務管理、病棟運営、他部署との連携・調整といったマネジメント業務が中心となります。 責任は重くなりますが、自分の裁量で病棟の看護の質を向上させたり、スタッフが働きやすい環境を整えたりと、大きなやりがいを感じられるポジションです。管理職を目指すには、臨床経験だけでなく、リーダーシップやコミュニケーション能力、経営的な視点も求められます。
関連記事:【現役主任が語る】主任看護師の本当の役割とは?必要スキル・現場のリアルを徹底解説
副業を始めて収入源を増やす
本業の給料にプラスアルファの収入を得たい場合、副業を始めるのも有効な選択肢です。 看護師の資格や知識を活かせる副業は数多くあり、本業に支障のない範囲で効率的に収入を増やすことが可能です。
関連記事:【副業禁止でも大丈夫】本業に影響ない収入の得方とバレるのを防ぐ方法を紹介!
ただし、副業を始める前には、必ず勤務先の就業規則を確認しましょう。公務員看護師は法律で副業が禁止されており、民間の医療機関でも規則で禁止または制限されている場合があります。 また、副業での所得が年間20万円を超えた場合は、自身で確定申告が必要になる点にも注意が必要です。
看護師におすすめの副業例
- 単発・スポットのアルバイト
- 健診センターでの採血や測定、イベント会場での救護待機(イベントナース)、ワクチン接種の補助など、1日単位で働ける仕事が多数あります。 時給も比較的高く、休日の空いた時間を有効活用できます。
- 医療系Webライター・記事監修
- 看護師としての臨床経験や専門知識を活かし、健康・医療に関するウェブ記事を執筆・監修する仕事です。 在宅で自分のペースで進められるため、育児中の方や不規則勤務の方でも始めやすいのが特徴です。
- 夜勤専従アルバイト
- 現在日勤のみで働いている場合、他のクリニックや施設で夜勤のアルバイトをすることで、効率的に高い収入を得ることができます。 夜勤手当が付くため、短時間でまとまった金額を稼ぎやすい副業です。
関連記事:看護師の資格を活かせる副業おすすめ8選!【副業で注意すべき点も紹介
まとめ


本記事では、「看護師の給料は高すぎ」と言われる理由と、現役看護師が感じる実態を最新データと共に解説しました。
結論として、看護師の給料は平均年収より高いという側面は事実ですが、それは命を預かる責任の重さ、過酷な夜勤や時間外労働、休日返上の自己研鑽への対価です。基本給は一般企業と大差なく、その労働内容を鑑みれば、決して「高すぎる」とは言えません。むしろ、心身への多大な負荷に見合った正当な報酬と捉えるべきでしょう。
もし看護師としての給料が似合っていないと感じるなら、転職や副業で収入アップを目指しましょう。転職する際には、看護師専門の転職エージェントを利用すると収入アップがより確実になります。気になる方は、以下の記事でも私の体験談とともにおすすめのエージェントを紹介しています。










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